午前10:30- 安渡第二
いつも仮設でのサロン開催でお世話になっている大槌町社会福祉協議会さんですが、１０月からは巡回員さんが半分以上お辞めになると聞いてとてもびっくりしました。事業の規模縮小に伴う判断のようですが、ずっと一緒に仮設に来る皆さんをお迎えしていた仲間意識が我々にはあったので、非常に寂しく残念に思いました。今後もどうか元気にご活躍ください！
サロンに集まった皆さんと遠い昔、戦争直後の大槌町についての話をしました。アルギン酸という物質を製造していた工場が大槌町にあったというエピソードから、艦砲射撃（釜石市が狙われて多くの命が奪われました）の際にそこが破壊されたということを、何人かの方がおぼえていました。
お一人の男性は北島三郎がとても大好きなので、私は頑張ってカラオケがわりに伴奏を弾こうと奮闘しているのですが、なかなか腕がついていかず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。５２さい、まだまだ修行が足りません。
午後13:00- 吉里吉里第四
安渡でのサロンでご一緒したKさん、何と我々とお昼ごはんを食べたい！とおっしゃってくださって、大槌駅のラーメン屋さんで美味しいラーメンを食べました。食べながら、仮設集会所では話していない内容の思い出話もできて嬉しかったです。その勢いで何と
「午後の赤浜（吉里吉里第四は赤浜地区にあります）にも行こうかなあ？」
とおっしゃって、完全アウェイの場所へ初参加！このバイタリティ、見習いたい！
吉里吉里第四サロンはもうコミュニティが固まっていて、顔見知りの仲良しさんだけが集まっているのですが、Kさんは社交的な方なのでガンガンと入り込んでいってました。頼もしい！
たくさん雨に関する歌を歌い、お兄さんことアシスタントなすちゃんの愉快なあてふりダンスに拍手喝采している姿は、とても楽しそうでした。
ちなみにこの時に踊った「ここに幸あり」のあてふりは前代未聞の下品な踊りなので、興味のある方は「えころん」サイトの動画リンクへGO!です。Kさんはこの後、楽しかった！と言ってご自宅へと戻られました。
15:00- 小鎚第八
車中に傘を忘れたKさんへ届けるためお兄さんは最初の数十分いませんでしたが、午後二箇所目の小鎚第八はいつも通りのUさん（声の大きな楽しい男性）を中心に盛り上がりました。
何度か書いてますが、Uさんは大槌町の町方と呼ばれる中心街で育った方なので、映画をたくさん観ていて芸能界の記憶がとても豊富な方です。何か質問してもすぐに答えがかえってくるので、私も妙な対抗心が芽生えていつも変なクイズを出してしまいます。
「長崎物語」という歌も、普段は我々のサロンで滅多に歌わないのですが、たまたま話題にのぼったので弾いてみたところ、皆さんご存知だったので素晴らしい歌声が聞けました。
この他、脳トレのスライドで山の恵の山菜やきのこを提示して、あーだこーだと想い出のやりとりができました。ありがとうございました。
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