午前10:30- 第28分団屯所
これまで数年間、宮古市で行う「歌と体操のサロン」は、一日で午前午後と二箇所を巡回するスケジュールでしたが、前回田老にお邪魔した際に三箇所を三ヶ月ごとにローテーションするとかなり訪問がおろそかになってしまうと我々が残念に思い、ちょうど同席していた社協の方にお願いして一日三箇所というスケジュールに変更してもらいました。この日がその初日です。
早朝7時に盛岡を出発して、田老には9時過ぎに到着したのですが、何やら産直とれたろうは大勢の観光客で賑わっています。見ればサッパ市というイベントが開催されるもよう。サッパとは、漁場を行き交う小舟のことです。サッパ船の上に様々な海産物、農産物、加工品がところ狭しと並べられていました。行列は格安のうに目当てなのかな?午後からうかがう場所の参加者さんが、アシスタントなすちゃんに声をかけたようです。
小雨の降る中、かっぱ着て28分団屯所にとことこと歩いていらした方と合流して、二階の会場へとあがると、すでにいらしていた世話役の女性がテレビを鑑賞中でした。ご挨拶して座布団を並べ、次々に訪れる皆さんにご挨拶。イベントが他にも同時開催なので、やや人数は少なかったのですが、昭和30年代の懐メロを中心に大変盛り上がりました。あてふりは「好きになった人」をとりあげたのですが、帰り際に
「そう言えば先日、このあてふりを使って体操を教えてくれた人がいたよ」
と参加者から聞きました。ほほう、あてふりを!?広まってきて嬉しいなあ、と思いながらどんな方がやったのかしら?と心の片隅で気になりました。
午後13:30- 第29分団屯所
多分、どこも飲食店は混雑しているだろうなあと予想して、新しくできたコンビニFマートにて簡単に昼食を済ませて、午後の会場へと向かいました。社協は日曜日は休みなので、近隣住民の方が会場の鍵を事前に開けてくださいます。お手数かけてすいません!
開始前にお一人の方とお話をしているうちに、童謡唱歌がお好きと聞いてゆっくりふんわりと戦前の歌の伴奏などを弾いているうちに、いつの間にか活動が始まりました。私は普段、伴奏に徹するのであまり大声では歌わないのですが、久々に声を張り上げて童謡を歌ったので気持ちよかったです。いいですね、童謡。
その他、脊柱を中心としたストレッチや手旗を使った有酸素運動トレーニングなどを皆さんに体験していただきました。最後のあてふりは「からたち日記」でしたが、かなり気に入っていただけたようで、演芸会の出し物にしよう!という声があがっていました。
15:00- 三王自治会活動センター
移動時間30分でかなりギリギリに到着したところ、入り口で談笑している方々と遭遇。前回の訪問からかなり時間があいての再会だったので、とても嬉しかったです。
ここでは健康に良い呼吸法をなすちゃんが実演したのですが、だんだん皆さん眠くなってきたのかちょっといつもの元気な声が弱まってしまったのかな?と心配になりました。いつぞや地元のローカルテレビ局でやっていたニュースで、ここの皆さんが新しいスポーツに取り組んでいる話題をやっていたのですが、その時はびっくりするくらいはつらつとしていたのです。
ところが後半、おにいさんと呼ばれるなすちゃんが前に出て踊りを踊り始めたら、すごい大盛り上がりで万雷の拍手と歓声が!すごい!可愛がられて良かったね、なすちゃん。
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