宮古市「和見公営」「近内公営」2019/6/16

午前10:30- 和見公営

前日に引き続き、首都圏からいらした音楽療法士仲間の生野里花さん、三宅博子さんのお二人とともに大槌町から宮古市へと移動、サロン巡回をいたしました。連日、雨降りです。

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午前中は宮古市の中心街に近い和見公営住宅にお邪魔しました。地元在住の当法人理事である佐々木良恵さんもひょっこり顔を出してくれて、とても賑やかな集会所です。宮古市の巡回は、一箇所が三ヶ月に一度の訪問というローテーションなので、我々が毎月発行しているえころんニュース(A4サイズ一枚)を三ヶ月分いっきにお渡ししているのですが、ここのように大人数の参加者に配布するのが結構時間がかかるので、開始前からバタバタして申し訳ないです。嫌な顔ひとつせず、談笑しながらじっと待っていてくださる皆さんありがとうございます。

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この日の顔ぶれを見て、歌唱は童謡唱歌を中心にしました。「朝はどこから」「白い花の咲く頃」「夏は来ぬ」などなど。その後、紅白の手旗を皆さんに持っていただき、アシスタントなすちゃんが背筋のびのび体操を指導しました。画像を見ていただければわかりますが、ここは低い長机を前に皆さんが座布団に座る形式なので、少々お教室感のあるサロンとなりました。それはそれとして最後にあてふり「岸壁の母」が爆笑を巻き起こしたので、メリハリがあってよかったかな?と思いました。

午後13:30- 近内公営

公営住宅から集まっていただいた10名の方がサロンで一時間活動してくださいました。10人目の方が入室したときに私が

「つ離れですね」

と口走って、お一人から

「何ですかつ離れって」

と聞かれたので

「寄席では10人以上のお客さんが入ると、つ離れと呼んだんですよ。一桁まではひとつ、ふたつ、みっつ‥という感じにつを最後につけますが、10からつけないでしょう?」

と説明しました。

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懐メロを数曲ほど歌ってから、リズムに合わせた発音練習「早口言葉」を行いました。早口言葉自体は口腔機能の向上や誤嚥予防の目的がありますが、それに手の動きをつけることでデュアルタスク(二重課題)という脳トレになります。

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懐メロ歌手男性のスライドから、皆さんのリクエストで懐メロを続けて歌いました。最後のあてふりはフランク永井「おまえに」でした。ここのみなさんのアシスタントなすちゃん愛は相当なものなので、はりきってなすちゃんも踊ってくれました!いつかジャニーズコンサートみたいなうちわでも用意しようかな。

二日間、生野さん三宅さんには我々が行っている被災地支援の音楽療法を見ていただきました。尊敬する仲間がそばにいて見守ってくれている安心感と、あまりトチらないようにという緊張感で、久々にビッと背筋が伸びた気がします。遠くまでわざわざありがとうございました。

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