宮古市「本町市営」「高浜地区活動センター」2019/7/14

午前10:30- 本町市営

夏盛りの宮古市のまちなかにある本町市営住宅にお邪魔しました。

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海の日が近かったので、歌唱する曲も海に関するものを選びました。歌と歌の合間、何故か避難所時代の話題がのぼりました。2011年3月から6月くらいのことです。ここの皆さんの多くは宮古小学校体育館で避難生活を送っていて、私も毎週日曜日にお邪魔してました。私が活動するのは午前中だったので、動ける人は皆さん流されたご自宅の後片付けや雑事に追われて外出していたのです。残っていたのは体が不自由だったり、高齢だったりという方々でした。

「ご飯、ほっかほっか亭から運ばれてきたのおぼえてます。揚げ物ばかりで辛くなかったですか」

「温かいものが食べられるだけありがたかったよ!でも飽きたよ!」

その他、自衛隊の入浴施設が設置された話なども出ました。

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脳トレ(回想法)のスライドは魚の画像を使いました。皆さんやはり海辺の住人なので、ポンポンと正解が出ます。あとトリビアも教えていただきました。貝類は月夜にとると、中身が入っていないことがあるのだそうです(真偽の程は定かではありません)。最後に「喜びも悲しみも幾年月」を歌いましたが、この曲は宮古市のご当地ソングとして皆さん認識していて大人気でした。

午後13:30- 高浜地区活動センター

さて、この日は午前も午後も、いつものえころんニュースにくわえもう一つ参加者へ配布するものがありました。それはコンサートのちらしです。何のコンサートかというと、当法人の賛助会員でバルセロナ在住のバイオリニスト、籠島弥生さんと仲間たちによる室内楽カルテットの演奏会です。8月9日に大槌町シーサイドタウンマストの広場で開催されるのですが、観覧無料なので多くの人々に聴きにきてほしい!と思います。

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海の日が近いので海をテーマに「港町十三番地」「港町ブルース」「喜びも悲しみも幾年月」を歌いました。その後、椅子に座ったままダンスナンバーに合わせて有酸素運動をして、手に持った紅白の手旗を使った背骨のびのび体操を行いました。いつもならアシスタントなすちゃんの声掛けでストレッチをするのですが、この日は急に思い立って北島三郎「与作」に合わせてみました。なかなか良かったのでは?と自負しております。

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13名もの皆さんが一斉に旗を降って踊ったり、背伸びをしている光景はとても圧巻でした。最後はなすちゃんのあてふり「アンコ椿は恋の花」で終わりました。

それにしても2019年の夏は例年に比べて厳しく、ずっと駐車場の車の中にいたタンタンがすごく心配になりました。高浜仮設時代からタンタンをかわいがってくれていた参加者の皆さんも、帰りがけに

「大丈夫だった?どう?」

と声をかけてくださり、ちょっと対応を考えないとなーと思いました。まあ、当の本人(犬)は窓をあけていたのでどこ吹く風でしたけど。

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