午前10:30-11:30 鍬ヶ崎
朝、別の民宿に泊まった吉田豊さんをピックアップして三陸の海岸を北上しました。とてもよい天気で、気分よく一日を始められそうな予感。1時間ほど後に鍬ヶ崎へ到着すると…先週の日曜日にお邪魔した際にあった七色の巨大テントがまだ校庭にあるじゃないですか。あれ、今日の会場もそっちだったかな?と思って一応は仮設の談話室へと向かったら、住人の皆さんがおもてで集まっていました。
「おはようございます、皆さんお早いですね」
「あのね先生、今日の音楽とイベントがかちあっているのよ。困っちゃって」
∑(||゚Д゚) <ナンデスッテ!?
先週と同様に、テントを会場とした地元住民交流会イベントが開催され、音楽療法と時間がかちあうので皆さんどちらに出るべきか迷っている様子でした。やがて談話室に担当の方がいらして、遠方から慰問に来た高校生の演目があるので、是非皆さんに集まってもらいたい旨、そして時間が重複して申し訳ないがいつもより早めに終了してもらえないかという打診をいただきました。そういう事情なら、遠方からの方々を優先してもらったほうが当然良いと思います、と告げてセッションは早めに切り上げることにしました。
てなわけで、いつもより濃密な内容になりましたよ!決められた時間できっちりと完結させるのもプロとしての義務ですぜ。ふふふ。
午後13:30-14:30 愛宕小学校
こちらの仮設では、いつも音楽療法にいらしてくださっていた住民のお二人が転居なさったということで、少々顔ぶれが違うメンバーでのセッションとなりました。何度も訪問しているので、どの方がどの楽曲をリクエストしてくださるのかは把握しているので、声が少ない時はさくさくとすすめていくことができます。そして「あ、あの方は今日は来ないんですかね」と私が言うと「待ってて、呼んでくっから!」とすぐに自宅まで呼びにいってくださる方もいて、回数を重ねて関係を作るというのはこういうことなのかなあと非常に有難かったです。
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