宮古市「みなみ会館」「鍬ヶ崎」 2013/1/12

2013年の一番最初は、まだ訪れたことのない場所でした。
いや、この言い方は正確ではないですね。
「南公園仮設」は何度も来ました。
なぜなら、避難所時代に知り合った方が住んでいて、毎週のように昼間に訪問したので。初めて「仮設の住居」の中身を拝見したのも、この方の部屋でした。
南公園の土手付近にある公民館が、今日の会場であるみなみ会館です。
午前 10:30-11:30 みなみ会館
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ちょっと早めに到着してしまい、建物の鍵がかかっていて外で待機しているところですね。巡回員さん、急かせてしまってすいませんでした。
今日は4名の方がご参加下さいました。
(避難所時代から馴染みの方は、お留守のようで不参加でした。残念!)
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皆さん、とても活発にお話をして下さって、色んな宮古市のトリビアを教えてもらいました!賢くなった!
いつか「喜びも悲しみも幾歳月」に出てくるとどヶ崎灯台に行ってみたいものです。
午後 13:30-14:30 鍬ヶ崎
4回目の訪問となる鍬ヶ崎仮設。
前回はおくまんさま(熊野神社)のお祭りの前夜(よみや)だったので、皆さんはふかし(赤飯)や煮しめを作るのに忙しかった記憶が。
今日は11名もの方にご参加いただきました!嬉しい!
有難うございます。
宮古市とひとくちに言っても、地域によって風習も言葉も違うのですが、私が一番最初に興味を抱いた言葉や風習は鍬ヶ崎由来のものが多かったので、ここに来るとつい向学心(学生時代は皆無だったもの)が頭をもたげて、質問を矢継ぎ早にしてしまうのでした。
今日は
「ほうでいがねえ」
という言葉をマスターしました!
活動後、今まで記録用に撮影してきたデジカメの画像をプリントしてきたのですが、皆さんとても懐かしそうに眺めてらっしゃいました。もう仮設を出た方も映っているようで、懐かしがっている方も沢山いました。
仮設というと、次へのステップまでの「仮の時間」と思っている人は多いのではないでしょうか?実はそうではありません。
仮設住宅は仮の住まいですが、そこに住み日々を暮らすという時間は「仮の時間」ではなく、血肉の通った本当の時間です。思い出も出来れば、感情が様々渦巻いています。このことを是非、全国の皆さんにも知っていただければと思います。

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