大槌町「安渡第二」 2012/12/8

宮古市の仮設巡回を終えて、いつも通り急いで南下。本当は山田の町中を通っていきたいのですが、時間短縮のため三陸道へ。この三陸道ですが、山田町の北から南までわずか数kmしか通じてないのです。でも幾分、ショートカットにはなります。いつになったら本当の意味で三陸道になるんでしょうねえ。
大槌町「安渡第二」 16:00-17:00
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ここもクリスマスツリーが飾ってありました。
「あれ、今日は中学生男子来てないねえ」
というのが、談話室入ってからの我々の第一声。
いなければいないで、何だかさびしいものです。
おじさん、最近ゲーム音楽の真似っこが出来るようになったので聞いてほしかったのだがなあ。
(マリオとドラクエ)
開始時間の20分前にまず最初のお客さんがいらして、世間話など。この方は花巻市の温泉に避難されていたらしいのですが、そこで出会った音楽療法士さんとの楽しかった思い出を語って下さいました。私も長年仲良くしている、三井和子さんという方です。毎年のようにインド旅行に行ったり、アールブリュット(障がいのある方たちの芸術作品)や音楽会の活動などで活躍されている、とても素敵な女性です。
「手紙出したいの、住所知ってる?」
と言われて
「じゃあ本人に確認しますね」
と直接聞いて、お伝えしました。
仮設生活とはまた別の、大きな負担と苦労の連続だった避難所生活で、こうやって音楽療法の思い出が今も「楽しかったこと」として記憶されているのを目の当たりにして、自分のことのように喜ばしく感じました。
私が出会った人たちは、こういう風に思い出してくれることがあるのかな‥どうかな。
でも忘れてしまっていても、いいです。その日、その時だけでも楽しんでくれていたらそれで良いです。
この日は6名の方がいらして、たくさん歌を歌いました。
「麦畑」
では備品の麦わら帽子と手ぬぐいで寸劇まで!アシスタントのなすちゃんが奮闘してくれました。
いいぞ!
帰り道、いつもなら大槌→川井まで通じる通商「つっつぁか峠」を通るのですが、雪道が心配だったので大人しく来た道を戻りました。でも川内~箱石あたりから吹雪と圧雪で、大変な運転となりました。
これからの季節、往復の運転は細心の注意を払っていきたいと思います。

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