大槌町「小槌第二十」2015/6/6

実は先週末、大槌町二泊した帰りにアシスタントなすちゃんと一悶着ありました‥というのも、なすちゃんはかなりヘビーな喫煙者なのですが、長距離運転を終えるたびに疲労回復という名目で休憩を取り、割と長い時間の休憩を毎回とっていたのが個人的にずっと気になっていたのです。つーか、腹に据えかねておりました。私の固定観念がよろしくないのでしょうけど、勤務時間中に頻繁に煙草休憩を取るというのが我慢できなかったのです。盛岡までの帰り道に冷え込みまくった空気の中で言い争いがありつつ、何とか着地点をお互いに見つけて解決に至りました。私は休憩して喫煙したくなったら、運転を含む随行を一切やめても良い（極端に言えば被災地についてこなくていいよ！）と啖呵を切ったのです。音楽療法士が運営する「歌と体操のサロン」は音楽療法士がいればいいんだから、お前はいらないよ！と極論つーか暴論をぶちまけたのですが、これは全くもって真実ではありません。なすちゃんこそが、このサロンの本当の癒やしとなっていることはブログをご覧くださっている皆さんもご承知くださっている真実です。言いながら内心ドキドキでしたが、聡明な彼はしばし黙考の後に私の要求を受け入れてくれました。喫煙をある程度、コントロールすると約束してくれたんです。本当にありがたいことです。彼は彼なりに、被災地支援という仕事に大きな誇りを持ち、自分の役割や責任を果たそうと努力してるとあらためて分かりました。良いパートナーです。

長々と書きましたが、ここ一週間はなすちゃん見事に約束を果たしてくれています。そして小槌第二十では自分が取り組んでるインターネットの「７分間トレーニング」を住民の皆さんの前で披露してくれました。いつもの歌やゲームより、よっぽど興味津々で取り組んでくださってましたよ！運動ってこんなに受け入れられるものなのですね。でもなすちゃん、終わってから疲労困憊でぐったりしてました。すまん。

運動の後は皆さんと一緒にYouTubeで懐メロ歌手の動画を見ました。本当はお一人、すぐに自室へ帰りたかった様子でしたが、最後までご一緒してくれました。横のお二人からのプレッシャーもあったかもしれませんが‥この日は日劇ウエスタンカーニバルが主な話題となりました。ちょうど皆さんの若い頃と合致した動画だったのですね。大槌町でもジャズ喫茶などの文化が当時からあったと聞けて、良かったです。