宮古市「高浜地区センター」「磯鶏県営」2019/12/1

午前10:30-高浜地区センター

年間計画表には無かった日程でしたが、台風で中止した日や、私が病欠した日などの代わりとして急遽組み入れていただきました。

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高浜地区センターに入ると、調理室では何か住民の皆さんが料理を作っているのが見えました。お昼に何か会食でもあるのかな?と思いつつ、活動室へ。既に常連の皆さんがお集まりでした。

寒い中をてくてくと歩いていらした方ばかりなので、さくっと歌を歌ってから手旗を使った体操を行いました。お兄さんの指導で皆さんとても良い動き。

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この他、岩手県の昔のニュース映像を見ながら、正月の飾りつけについての記憶を話し合ったり、数年ほど鮭の不漁が続いているから今年の新巻鮭はどうなるのかねえ、などと相談しました。この地域ではイクラが無いと正月が迎えられません!あまり高価でも困りますね。

午後13:30- 磯鶏県営

代替の日なので午後ははじめまして、の場所へ来ました。社協さん、コーディネートありがとうございました!二階建ての災害公営住宅が三つのエリアに分かれている団地です。

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さっそく中へお邪魔してみると、お世話係の住民男性が出迎えてくださいました。ここに住んでいる方々のこと、コミュニティのことなど20分ほど詳しく教えていただきましたが、独居の高齢者がなかなか集まりに顔を出してくれない、といったお悩みがあるとのこと。やはり孤立化を心配する声はあちこちに共通するのだなあ、と思いました。こちらからは、団体の紹介がわりに写真集をお渡しいたしました。

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四名の方々と一時間、サロン活動をしました。皆さん昔から宮古市にお住いの方々ばかり‥と思ったら、お一人の男性は若い頃にすぐ上京して、震災をきっかけに戻られたということを聞き、昔の宮古市の思い出話などをかなりの時間をさいて話し合いました。その中で、小山田地区のラサ工業の煙突が話題になり、老朽化はどうなのだろうか、てっぺんまで登頂成功した人はいるのか、などと話しました。あとひとつは、昭和36年に発生した三陸フェーン大火です。世話役の方が住んでいる地域にも火の粉がふりかかり、小学生たちが海に逃げたというエピソードを教えてくださいました。

東日本大震災の被災地となった宮古市で我々がサロン活動を開始してそろそろ九年目を迎えようという時期に、新たな訪問先が加わり、なおかつ未解決の課題を抱えている方との対話が実現したことに、何だかとてもめぐり合わせのようなものを感じました。

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