大槌町「吉里吉里第二」 2013/7/20

16:00-17:00 吉里吉里第二
全国の皆さんからおよせいただいた支援物資をたくさん車に積んで、集会所の中への運び込もうとした時に、前回も参加していた住人の方おひとりに
「ちょっと、これは待って」
と制止されました。そして私の目を見て、真剣な顔で首を横にふるので、もしかしたら物資をめぐって先月何かいざこざでもあったのかな?と思い、この日は音楽療法の活動に専念することにしました。
(しかし、入ってきた他の方から今日はおみやげないの?と聞かれてしまいました)
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けなげにピンキーとキラーズの真似をする、なすちゃん。
活動終了後にとある方から聞いた話によると、前回の支援物資配布の際に、一人の方がごっそりと自分の使わないようなものまで持って行ってしまったこと、音楽療法に参加していない他の仮設住民の方から不満が聞こえてきたこと(どうして我々には配布されないのか、など)、いろいろあったようです。
私個人としては、ごっそりとダンボールごと「仮設にまるっと」渡す支援のやり方ではなく、顔を知っている人たちへどういうものを渡せば良いかをきちんと把握しながらきめ細かくお届けしたい気持ちがあったので、音楽療法の時間に集まる方を対象としていたのですが‥もしかしたら手段や方法を考えなおすべきなのかもしれないと思いました。
活動中も少々不穏な空気がただよっていたので、先週生まれたばかりの妹の赤ちゃんの画像を出して
「うちに生まれた赤ちゃんですよー」
と見せてまわったら
「あら、おめでとうございます!」
「いつか赤ちゃんとお嫁さんつれて仮設来てください!」
と祝福されました。
私の子供ってことになっているううう。
何だか否定するのもアレだったのでそのままにしてきましたが‥来月なんて言おう。うーむ。

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