宮古市「板屋」「なかよし公園」 2013/7/20

午前 10:30-11:30 板屋
ここは元々、住宅街の公園だったところに仮設住宅が建設されたのですが、なぜか野生の赤紫蘇がわんさか生えています。誰か植えたんでしょうか。談話室は作られなかったので、空き部屋が集会所のかわりになっています。中に入ると、4月から担当の巡回員となったSさんという女性が窓掃除をなさっていました。
板屋の仮設は、長い間我々のスケジュールが組まれない時期があり、ずいぶんと気になっていました。社会福祉協議会の方からは住んでいる方の問題なので‥と説明されましたが(詳細は聞いてません)、今は土曜日のみの集会所使用で落ち着いているようです。我々の他の支援もなかなか来ないと前回聞いたので、桜楓カウンセリング研修会の皆さんが送ってくださったバッグやポーチ、ノートなどを持ち込んで、住民の皆さんに持っていってもらいました。
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前回、お一人の女性から次回来る時には是非「十九の春」が聞きたい!とショートメールをいただいていたので、冒頭で歌ってみました。また、帰りがけにCD(高額納税者の講演会)を下さった方が、また別のCDを持ってきてくださいました。移動中に聞きますね!
震災前の山田町北浜の防災センターでの健康教室でご一緒していた住民の方もいらして、昔話に花が咲いて楽しかったです。それと、珍しく男性の参加者も来てくださって、何やらその方はアニメと特撮の主題歌にお詳しいとのことでとても親近感をおぼえました。一緒にカラオケ行きたい‥。
午後 13:30-14:30 なかよし公園
なかよし公園に向かう前に、西が丘公園のKさんを訪ねて布地をちょっと置いてきました。Kさんは白い犬を飼っているのですが、この子はもともと捨て犬で、カラスに耳をかじられたり尻尾が腐ってウジがわいていたり、自転車にひかれそうになったりと波瀾万丈な過去を持っていると聞きました。わーん!今度、何か美味しいもの食べさせてあげたい!
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なかよし公園談話室にはお手製の耳かきが。
ここでも、全国からお寄せいただいた手芸材料、ノート、靴下などを皆さんにお分けいたしました。牛乳パックにボンドで布を貼って作る小物いれをちょうど教わったばかりなのよ!とたいそう喜んでいただきました。それにしても、最初皆さん本当に手を出してくださらなくて
「いいんですよ、持って帰るのも大変なので皆さんで全部持ち帰ってください」
と何度も何度も言って、やっと選び始める感じです。だんだんコツがわかってきたのですが、ご自分用としてだと手がでない方でも
「ご家族にどうですか」
とか
「これ似合うご友人、いらっしゃいませんか」
と言うと持って行ってくださるようです。私、「着物B反市」の中条きよしを目指そうかと思います。奥様よくお似合いで、とか言って。
(顔がぜんぜん違う)
などと言ってたら
「あんた、何もらったの?ちょっと見せて!」
と人のものをチェックしては強引に譲ってもらおうとする、やたら声の大きい豪快な方もいたりして‥面白いですね。
肝心の歌では、なすちゃんが頑張って踊りを披露してくれて、大変盛り上がりました。
【追記】
板屋でもなかよしでも、これまで撮影したデジカメのデータを印刷して、皆さんにお持ち帰りいただこうとしましたが、とても喜んでいただきました。誰かに顔を写してもらうことなんて無いから、貴重だわーって言われました。中には「そろそろ天国にお引越しだから遺影にいいわね、これ」とかブラックジョーク飛ばす方もいましたが‥(リアクションに困りますね)、あとは「撮るなら撮るって言ってほしいわ!化粧してないもの!」と冗談めかして文句言う方もいましたが「そのほうが自然でいいのよ」と別の方にフォローしていただきました。

コメント

  1. よしえ より:

    この辺の母ちゃんたちの元気な見栄っ張りな、そんな様子が伺えます。よかったり、わるかったり。

  2. 智田邦徳 より:

    よしえさん。
    宮古の人、見栄っ張りなんですか?そうなのか‥色々と頭のなかに走馬灯のように蘇ってきております‥

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