大槌町「安渡第二」「小槌第四」「小槌第五B」

小槌にある小川旅館に一泊して、日曜日も大槌町の仮設巡回を行いました。小川旅館には日本郵船のボランティアチームが団体で泊まっていて、プレハブの建物は人が通るたびに大きな軋みと音がして何だか高校時代の下宿を彷彿とさせました。人がたくさんいて賑わっているのはとても楽しかったです。
午前 10:30-11:30 安渡第二

知る人ぞ知る、安渡の名物ばっぱ「オドリヤ」さんの勇姿を見よ！
この足！
この日、他のイベントが開催されていて、そっちに誘われていたため参加できない方も、わざわざ
「先生に挨拶さねばなんねえ」
と言ってたった数分ですが逢いに来て下さいました。
ありがたや！
今まで参加したことの無かった方を、わざわざ部屋まで呼びにいって
「面白いから！絶対！来て！」
と勧誘してくださった方もいました。嬉しいです。
帰り際、お一人の方が
「ああ良かった、まだいたった。これ、食べさせてくて持ってきたの」
と、イカの甘酢漬けをタッパーに入れて持ってきて下さいました。とても嬉しい反面、お返しをしなくては！と思って部屋の前まで追いかけていったところ
「ババアの一人ずまいですけど、いかったら中さ入えって」
とご招待を受けました。さっきの御礼を渡したいんですけど、と持ちかけたら
「いらね」
と、けんもほろろのお答え。
「あんたたちが来てくれて、そんだけで嬉しいのよ。御礼なんてもらえねえのよ」
と、こっちを見ずにずっと「あまちゃん」の特番を見て言ってくれました。私はなんと幸せものでしょうか。この女性は90代で一人暮らしです。毎回、我々におみやげを下さいます。
午後 13:00-14:00 小槌第四

どう伝わっているのか、ここは毎回13時からの約束なのに皆さんは13時半にならないと集まってこなかったのですが、この日初めて13時から開始できるくらいに沢山の方が集まって下さいました。告知でもあったのかしら？
開始前、お一人の方（いつも美しいベルカント唱法で歌ってくださる上品な女性）が
「来月、マスト（商業施設）の舞台でボランティアさんと滝廉太郎の花を歌うことになったんです。でも合同練習できず、ピアノ伴奏で歌うこともできなかったんで、良かったら弾いていただけませんか？」
と持ちかけてくださったので、練習してみました。
皆さん、とても素敵な歌声でした。きっと本番もうまくいきますよ！聞きにいけないのが残念です‥。
午後 15:00-16:00 小槌第五B

活動開始前、全国から寄せられた支援物資を机に広げて、参加して下さった皆さんでわけてもらいました。大槌町も、宮古市と同様に仮設にお住まいの皆さんによる「文化祭」が開催されています。そこで作った作品をお披露目しているそうです。
いつかできあがった作品を私にも見せてくださいね、と持ちかけると
「真っ先に見せるから！」
と言っていただきました。
歌の時間は、やはり踊り好きな方が多いので教えていただきました。振り付けを。どこかで披露できるよう、練習しておきます！