午前10:30-11:30 愛宕小学校
北海道居住経験者の多い愛宕小学校仮設、まずは「風雪ながれ旅」を歌って活動を始めました。私とアシスタントなすちゃんも、この秋に日本音楽療法学会の全国大会で札幌に行く予定なので、今のうちから体質を北海道モードに慣らしていく必要が‥あるのかないのか。
我々がいつも愛宕小学校に来ると昼食で利用する仮設にほど近いラーメン屋さんが、この日からご連休ということでお勤めの方も久々にご参加いただきました。チャーシューが美味しいんですよね、ここ。という話から、宮古市内のラーメン屋さん事情についての話で大変盛り上がりました。皆さん、地元の方だから詳しいです！そして「何でそんなことまで」という裏事情まで細かく教えていただきました‥ここには書けませんけれども。
午後13:30-14:30 鍬ヶ崎
ほっかほっか亭の弁当を海辺（なあど駐車場）で食べて、毎回道のころころ変わる鍬ヶ崎へと向かいましたが、本当に来るたびに光景が変わっていて驚きます。敷地内に車で入ろうとすると、住人の方が外に何人か出ていて、ハンガーにかけられている洋服を物色中でした。そばには業者さんらしい男女の姿が。
我々の様子を見たその業者さんは、すぐに洋服をワゴン車に仕舞いこんで、どこかへ移動していきました。何かのイベントか何かだったのかしら？と思って住人の方に聞いたら
「勝手に店を広げて、うちらに買いませんか？って言ってきたの。どこの誰かわからないけど」
とおっしゃってました。あらら。値段を聞いたら、別に驚くほど安く提供していたわけでもなく、飛び込みの行商だったようです。そしてどなたも一枚も買わなかったとのこと。
「ただでくれるってんならもらうけどさ！」
と大笑いしてました。たくましい‥。
鍬ヶ崎の女性たちの素晴らしいパワーに負けぬよう、１時間みっちりとアシスタントなすちゃんによるダンスショーを披露いたしました。見てください、この真剣な表情と体の柔らかさ！万雷の拍手を頂戴いたしました。鳴り止まぬ喝采。
これまで１５回ほど鍬ヶ崎を訪問していますが、過去の活動の様子をプロジェクターで映しだすと、皆さん
「懐かしいわね」
「ほら、××さんがいるわ！」
と大喜びでした。中にはお嫁にいった方もいるとのこと！寿退社ですね、と言うと「そうねえ」とほほえんでいらっしゃいました。
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