午前10:30-11:30 愛宕小学校
アシスタントなすちゃんは喫煙者なのですが、私は仮設を巡回しはじめた2011年秋に
「仮設の敷地内では窓をあけていたり、洗濯物を干している世帯もあるのだから、ここでは吸わないでちょうだいね」
とルールを提示しました。それまでのなすちゃんは場所とか時間とか気にせずに、吸いたい時に吸いたい場所で喫煙していたので、吸わない身としてはハラハラ・ドキドキ(正直に言うと少々ストレスに)思っていたのですが、何度かすり合わせ(という名の衝突)を経て、今ではきちんと時間と場所を選んで喫煙してくれます。この日も長時間の運転で疲れていたらしく、愛宕小学校に到着してすぐ
「吸いたい」
と言ってましたが、私が何も言わずとも敷地から離れて遠い空き地で吸ってくれました。ありがとう!でも目を離すとどんどん本数が増えるから、気をつけてね。咳しているんだし、心配ですよ。
お集まりの皆さんと最初に歌ったのは、北島三郎「北の漁場」でした。すると、参加者の半分が北海道居住経験がある、という驚くべき事実が発覚。職種は色々でしたが。旭川にいた、という男性は
「ラーメン屋をやっていた」
とおっしゃるので、どんなラーメンでしたか?とか繁盛しましたか?と質問したところ、同席していた彼の奥さんが
「ラーメン屋はやってませんよ」
と言われました。どっちだ。
この話が頭に残っていたのか、弟子Yを誘って三人ですぐ近くのラーメン屋「一龍」で昼食をいただきました。サブリミナル効果?ちなみに店員さんはここの仮設の方です。おつかれさまです!ここ美味しいですよ!
午後13:30-14:30 河南
ラーメン屋のあとはいつも通り、鍬ケ崎にある道の駅「なあど」の空き地でタンタンの散歩をしましたが、トイレを借りに建物内に入ったら、面白い扮装をした若者の団体を発見。ボランティアバスに次々と乗り込んでいったので、どこかに慰問に来たのかな?と思ったところ、河南仮設に午前中来ていた学生さんたちだったことが談話室のビラを見てわかりました。まだまだ支援の団体が来ているんですね、嬉しい。
弟子Yのお祖母さんが元々住んでいた金浜地区の方が多いこの仮設で、Yが自己紹介すると
「おばあちゃんにそっくりね!」
と言われてました。盛岡からやってきた我々は宮古市にあまりゆかりが無いので、地元のYがこうやって話をつなげてくれるのがとても有り難かったです。Yは4月に山口公民館でソロの声楽リサイタルを開催するので、その宣伝もさせていただきました。