wcmt2014 報告(3)

私が泊まったARTE HOTEL KREMS は非常にモダンで清潔なホテルでしたが、安普請なのか隣のスリッパの音やら咳払いやら、生活音が筒抜けだったため、自分のプレゼンの練習を部屋ですることができませんでした。仕方が無いので、学会の主だった発表を見た後は、街に出て練習しようと思いました。

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ホテルの入り口です。早朝覚醒してしまったので、薄暗い中涼んでおりました。

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洗面台の奥にシャワーがあって、クローゼットの扉を閉めるとトイレが出てくる、という妙ちきりんな構造の部屋でした。

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朝食は絶品でした。が、この辺りから私は胃の調子を悪くしてしまい、昼ごはんと夜ご飯を食べなくなっておりまして、ずっと炭酸水だけで過ごしていました

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学会の受付です。手前の看板はメディアチェックの場所を指しています。ホテルのwi-fiが使えなかったため、メールチェックはここにパソコン持ち込んで行っておりました。

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さてこの後姿は誰でしょう…ふふふ。

日本以外の学会に出席するのは初めての経験でしたが、あちこちのポスター発表や口頭発表を覗いてみて、日本とは形式も内容も違うなーと感じました。口頭発表は30分の枠なのですが、次の人との入れ替えの時間を設けていないので、たいそう忙しく感じます。また、発表者はなるべく自分の主張を長い時間行いたいため、質疑応答が無しの場合が多かったです。そういう時は発表者を外で待ち構えて名刺交換などしている光景を良く見かけました。

内容も、限られた時間にぼんぼんと情報を投げかけなければならず、聞いているほうはPowerPointのスライドをとにかくデジカメやスマホで撮影しまくっていました。一部の日本人がフラッシュたいていたのはマナー違反じゃないかな?と思いましたが。

今回の大会では主催者から

「冒頭の3分くらいは、何か発表に関する音楽を演奏なり再生してください」

というお達しがあったので、歌を歌ってから発表する人などもいました。

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さて、午後になってふらっとクレムスの町中に出てみました。石畳のメインストリートはカフェや商店が並ぶ素敵な雰囲気の町並みでした。

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腰に手を当てて偉そうにしている女性へひざまずく男性。その足元には幼児の生首が並びます。

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指圧の店がありました。ちょっと気になりましたが、営業している気配は無し。

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小高い丘の上には古い教会があって、外壁は彫像のギャラリーみたいになっていました。これはアッチの世界にいっちゃっているキリスト像。セリフつけて遊んでみたい気もしますが罰が当たりそうです。

片手にプレゼンの原稿(英文)を持って、復唱しながら街を歩いていたので、とても怪しい東洋人だと思われたでしょう…夜は部屋でまた炭酸水を飲んで寝てしまいました。いよいよ本番は翌日です。

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