5月17日 16:00-17:00 吉里吉里第二
いつもミサンガを自作して我々に預けてくれるS姉さんから、支援物資の手芸材料を受け取る場所をいつもの集会所ではなく、別の場所でお願いします…とショートメールが届きました。安渡でもそうなのですが、我々が特定の住人さんに物資をお渡しする様子をあまり快く思わない方もいないわけではないので、S姉さんにも色々と気苦労をかけています。すいません。
この日は初めて参加した男性もいて、最初は「すぐ帰るよ」とつれないことをおっしゃってましたが、画像のように懐かしい歌手の顔写真をプロジェクターで照射し、「私は誰でしょう」と称してクイズ大会にすると、とたんに身を乗り出して大きな声を出してくれました。良かった！
5月18日 10:30-11:30 小槌第十七
民宿「六大工」に泊まって、翌日一発目は小槌第十七。あいにく、いつもお世話になっているYさんやKさんは所用のため不在でしたが、新規の参加者がお一人いらして、とても楽しく過ごしました。ここでも「私は誰でしょう」をして盛り上がりました。常連のUさんという男性から
「先生から見て、仮設できたばかりの大槌町と、3年たった今の大槌町では、参加者のみんなの様子はどうかわったと見えますか」
と鋭い質問をされました。私は元気を取り戻して前向きに頑張っている人と、まだ元気を取り戻せずにいる人の差がはっきりしてきたような気がする、とお答えしました。
13:00-14:00 小槌第四
少々早めに到着すると、ログハウスの集会所ではみなさんで紙芝居作りに精を出していました。どこかで披露するのでしょうか？中で待っていてもいいですよ、と言っていただきましたが、なすちゃんはニコチン注入、私はタンタンの散歩で時間を潰しました。避難所時代の癖なのですが、時間前に皆さんの邪魔しないような配慮が必要な気がしています。
最近ぱったりと音楽療法に参加しなくなった皆さんのことを、名簿をもとにお聞きしたところ、まだ外出は出来ないけど以前よりは元気になったようだよ！と教えてもらいました。良かったです！出席した皆さんにも大きな声でお名前をお呼びして、これまた大きな声でお返事をいただきました。体調の変化や最近の様子などについてもたくさん教えていただきました。
15:00-16:00 小槌第五
小槌第5はA棟とB棟に分かれていて、集会所はB棟の敷地内にあるため、A棟の方々は天候や足元が悪い日など参加しないことも多いのですが、この日は新山（しんやま）からの強風が吹き付けていたにも関わらず、お二人が時間ギリギリにいらっしゃいました。そのうちのおひとり、Jさんは間違って1時半に一度ここにいらしたらしく、照れ笑いなさっていました。
活動中はスライドを見ていて昔のことがどんどん思い出されてきたのか、Oさんが山登りをした際に知り合いの男性からからかわれてずっと腹が立っていたことなど、色んなエピソードを披露してくださいました。「めんこい仔馬」の時は、大槌町でも馬のセリ市があったことなども教えていただきました。
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