午前10:30- なかよし公園
この日の朝はいつもと違い、少々早めに家を出て盛岡市内のとあるホテルへとある人を迎えに行きました。その人は遠くスペインはバルセロナからいらした、バイオリニストの籠島弥生さんという方です。岩手日報で定期的にスペイン関連の記事を書いているので、岩手県の方で彼女の名前を目にした方もいるかと思いますが、籠島さんはお母さまが宮古市のご出身で、小さいころ三陸の海に足を運んだことがあるとのことで、今回我々の仮設巡回ツアーへご参加くださったのです。
画像は籠島さんがわざわざ持ってきてくださったスペインのお菓子。
道中の車内では、バルセロナのことをたくさん話していただきました。スペイン語とカタルーニャ語どちらもお話になる籠島さんは、現地で演奏活動や指導などをなさっているそうです。
午前中のなかよし公園は、残念ながらお馴染みのメンバー半分が所用のためにお休みで、ご参加いただいたのはお二人でした。はるばる海外からお越しいただいたのにねえ、とお二人も残念がっていましたが、籠島さんは気にすることも無く日本の童謡、映画音楽などを素晴らしい音色で聞かせてくださいました。
午後13:30- 西が丘
お昼ごはんは浄土ヶ浜パークホテルのレストランで美味しい海鮮丼などをいただき、窓からの絶景を楽しみました。
そして午後は西が丘です。ここの皆さんは積極的に、どんどん籠島さんへ質問をしてました!さすが!
事前にどんな楽曲が好まれるか、などの問い合わせはいただいたものの、実際現地へ足を運ぶまでどんな雰囲気でどういった流れになるのか籠島さんもわからなかったと思いますが、打ち合わせも練習も無く
「じゃあ、Cdurで」
という一言で私に伴奏をさせてくださった豪儀さ、胆力、技術力とセンスに感服しました。ご参加いただいた皆さんも、大きな声で気持ちよくバイオリンと一緒のメロディで唱歌をうたっていましたよ。
帰りの新幹線までちょっとだけ余裕があったので、我が家に立ち寄ってもらって長寿猫ユキ23歳にも会ってもらいました。籠島さんちにもいるんですって、猫。いつかこちらから訪ねていきますね!と約束を交わして、お別れいたしました。本当にありがとうございました。
※追記
2017年8月18日に発生したバルセロナでのテロで13名の尊い命が奪われました、籠島さんとご友人は皆さま無事だったということです
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