宮古市「あゆみ公園」「赤前」2014.4.5

この日は特別なゲストが同行しました。私が長年勤めていたせいわ病院のベテランナース、トヨコさんです。私が文字通り小僧っ子の頃からバリバリ精神科で活躍していたトヨコさんは、38年間の激務を終えたばかりでした。辞める前に私に電話で

「前から被災地に実際に足を運んでみたかったのだけど、同行させてもらえないか」

と連絡をくれたので、大好きなトヨコさんの頼みなら!と快諾しました。当日朝、病院の駐車場で待ち合わせをして、懐かしい思い出話をしながら被災地へと向かいました。

 

午前10:30-11:30 あゆみ公園

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談話室に到着した途端、大きな揺れが!急いでテレビをつけて、震度と震源、津波の有無を調べます。やってきた常連の参加者も

「こないだチリの地震で津波警報出たばかりで、いやねえ」

とテレビを不安そうに凝視していました。

時間前には、すでにここを転居してお店を構えた木村さんご夫妻も駆けつけてくれました。いつぞや奥さんが出場したことのあると教えてくれた「三つの歌」というラジオ番組の主題歌を歌いつつ、最近の歌謡曲について話に花が咲きました。

午後13:30-14:30 赤前

トヨコさんを交えて宮古駅前の蛇の目寿司でゆっくり昼ご飯を食べていたら、すっかり出発が遅れてしまい、赤前に到着したのは開始時間ギリギリになってしまいました。危ない!

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奥の和室では小学生の女の子たちが何やら楽しげに遊んでいましたよ。大人たちは我々の前からすでにスタンバイしていました。

おひとり、お孫さんを連れていらした方がいて、トヨコさんが嬉しそうに子守りをしてくれました。さすが慣れてますねえ!この坊や、きよしのズンドコ節が大好きで、演奏すると音に合わせて体を上下させて踊っていました。それを眺めて、また参加者の皆さんの笑顔が満載。外では梅がほころび始めていましたが、仮設にもじょじょに春がやってきたようでした。

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