午前10:30-11:30 浄土ヶ浜
最近、訪問しても参加者が少ない浄土ヶ浜仮設ですが、この日は足を運んでくださったお二人の方の近況をうかがう時間となりました。
冬期は活動量が低下する、ということもあったのでしょうが、お二人ともここしばらくは家から出られず、部屋にこもりがちであったことをおっしゃってました。そして気分を良い方向に転導できず、鬱々とした日々が続くと。
他の仮設の方もおっしゃっていましたが、3年目を過ぎて未だに将来の展望が見えず、震災直後とは違う不安と苛立ち、絶望感が広がっているようです。
「歌を歌いに来て、気分を明るくしようと思うのだけど、どうしても足が動かない日もある」
家族の問題、仕事の問題、健康の問題‥震災をきっかけにあらゆることが変わってしまった方もいて、誰にも相談できずにじっと仮設の部屋で耐えている姿は非常に胸が痛くなります。
午後13:30-14:30 中里
当法人の理事、佐々木良恵さんが毎月音楽療法を実施している中里団地には、良恵さんの口利きで立派な電子ピアノが置いてありました。さっそく触らせていただきましたが、歌の伴奏がいつものカシオトーンより仰々しくなり、アシスタントなすちゃんから
「なんか、やりにくい」
と不評でした‥しょんぼりだ。
「また太ったんじゃない」
とつっこまれつつ体操を頑張るなすちゃん。
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