午前10:30- 小鎚第十七
開始時間が10:30- となっておりますが、実際はこの日に第二回の映画鑑賞会を行ったので、9:00- 開始でした。そんな朝早くから、皆さん律儀に集まってくださって、本当にありがとうございました。
第二回目も古いモノクロの邦画でしたが、一応「歌と体操のサロン」らしく音楽が中心の内容にしました。国民的なスターが出ていたので、観ていた皆さん(特にUさん)の反応が素晴らしく良かったです!エンターテイメントが世の中に溢れ出ている現在と違って、かつて映画は娯楽の王様でした。Uさんも、昔のように素朴でストレートな姿勢でずっとご覧になっていたので、隣にいた私も嬉しくなりました。
現代から見れば、なんでこれが面白いの?というギャグがたくさん出てきましたが、これに大笑いできる感性の方がずっと豊かに日々を暮らせそうです。よく笑い、よく泣き、よく怒る。人間らしいですよね。
先月までご一緒していたYさんも、新居で幸せに暮らしていると教えていただき、安堵いたしました。残った皆さんがここを出られる日まで、私も細々と通い続けたいと思います。
午後13:00- 小鎚第二十
お昼ごはんはUさんが買ってきてくださった赤飯と、Kさんが作ってくださったお惣菜を食べました。いつもいつもありがたいことです‥満腹の我々は、新居の建築ラッシュが続く生井沢(なんめーさわ)地区にある小鎚第二十仮設へ。開始時間から数十分経過しても訪問者がいないなあ、と半分諦めかけていたところ、賑やかなしゃべり声と共に3名の方が顔を見せてくださいました。
アシスタントなすちゃんによる、コーヒータイム。お菓子つきです。数カ月ぶりにお会いする皆さん、お変わりないようです。引っ越しをした方も元気だとうかがいました。
真ん中にお座りの方は、ずっと安渡地区にお住まいだった90代の女性です。私が一番足繁く通った安渡で色々と見知ったことを、ひとつひとつ丁寧に解説してくださいました。え!あんなところに砂浜があったのですか?など、この方でなければ知らないようなこともいっぱい学ぶことができて、本当に実り多い1時間となりましたよ。うなぎやさんの話題(丑の日が近かったので)も面白かったです。
15:00- 吉里吉里第二
少し場所は離れて、浪板海岸そばの吉里吉里第二仮設へ。S姉さんが先に来て、部屋を涼しくしてくれていました。暑がりのアシスタントなすちゃんには大助かり!ありがとうございます。
この日は時間をずらして参加する方が多く、何だか入れ替え制みたいな感じになりました。以前、吉里吉里第二は開始時間が夕方4時だったのですが、我々もあとは民宿に帰って寝るだけだったので、終了時間に顔を出して下さった方のために少々長めにセッションを行いました。鍵をかけにきた支援員の男性にはちょっと申し訳ないことをしてしまいました、すいません。
「こないだ宮古市のスーパーで出くわした時、よく私をすぐ見つけましたね」
とOさんから言われて、もちろん貴女のような華やかで美しい方は見逃しませんよ!‥と咄嗟に答えられなかった私はまだまだ未熟者です。
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