一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトは「公益事業」と「収益事業」の二本立てで運営しています。前者は被災地支援や、音楽療法の普及・啓発などのために行う講習会・イベントが含まれます。後者は音楽療法を医療・福祉・教育の現場で実施して、講師料や謝金などをいただく仕事です。
設立して一年目の法人なので、どこからも助成金をいただいていない我々としては、音楽療法を実施して得る収入が日々の糧です。2013年度に二戸市から業務委託の話をいただいて、本当にありがたかったです!今年もどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、今年初の二戸市仕事に行ってきました!
10:00-12:00 脳はつらつ教室in合同庁舎
新年から皆さん、とてもお元気でした!
この日のテーマは「歌の詩情を感じる」だったので、金田一地区の時と同じように「あざみの歌」を替え唄にする活動を行いました。
☓☓には☓☓の愁いあり
□□には□□の悲しみや
それぞれ☓☓と□□に入る言葉を、皆さんに考えていただきました。一番面白い方には「アシスタントなすちゃんによる肩叩き券」を差し上げたのですが、見事にゲットした方の作品は‥指定した箇所にとどまらず、殆どをオリジナルで作成していました。しかもとてもユーモアたっぷりの歌詞!ありがとうございました。
リクエストコーナーではその優勝した男性が
「皆さんのお陰で元気に一年を始められるという感謝の気持ちを込めて『有難や節』をお願いします」
とおっしゃったので
「歌詞に“命尽きればあの世ゆき”ってありますけどー」
とつけくわえたら、会場から大きな笑いがおこりました。
13:30-15:00 浄法寺地区老人福祉センター「いぶきの里」
久々の浄法寺です。今回の会場は隣に温泉施設のある福祉センターです。お風呂、いいなー。
栄養士さんのご指導のもと、住民の皆さんが作ったお昼ごはんをご馳走になってから、初対面の皆さんと音楽療法を開始しました。懐メロを提示する際、
「あまりに古過ぎて知らない歌だったら言って下さいね!」
と言ったら
「古すぎても、良い歌ならみんな歌うよ!」
と答えていただきました。良かった。
いつもの様に、懐メロ歌唱の他に体操やあてふり、楽器演奏などを皆さんと楽しみました。踊りを披露する時にアシスタントなすちゃんをあれこれいじっていたら
「何でもやらされて、大変ねえ。お兄さん」
と同情の声が。いじめているように見えるんでしょうか‥ふふふ。
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