午前10:30- 板屋
宿泊した大槌町大ヶ口の民宿「六大工」を出発した頃から降り始めた雨は、宮古市に到着してからだんだんと大粒になってきました。足元の悪い中、板屋公園仮設に残った三人のうちのお一人が参加してくださいました。また、いつもご近所からいらしてくださるサロンボランティアのFさんが、前回に続いて大量の!お昼ごはんを抱えてご来場。毎回毎回、ご馳走になってしまって申し訳ございません‥。
参加者のSさんは津波前から、山田町で開催していた私の音楽療法に出ていてくださったので、かなり昔からのお付き合いになります。仮設から出てどこに住むのか、は既に決まっているのですが、改築の時期がまだはっきりしないので、なかなか引っ越せないでいるとのことでした。
「私だけのために、わざわざこうやってサロン開いてもらうのも、申し訳なくて」
とおっしゃいますが、お一人だけのサロンこそ重要な意味があると我々は思っています。
Fさんの素晴らしい料理の画像です、美味しそうでしょう?絶品でしたよ。この直後、アシスタントなすちゃんのお皿に皆さんから
「ほら、もっと食べて」
と盛り分けられておりました。さすがに多すぎるのでは‥と思ったのですが、ぺろりと平らげるあたりすごいですね。相変わらず。Fさん、ありがとうございました!
サロンが終わってからの方が、話に花が咲きますね。
午後13:30- 児童相談所
魚菜市場で用足しを済ませてから、児童相談所隣接仮設にお邪魔しました。既に新居へと引っ越した方ばかりが集まってのサロンです。同窓会みたいですね。
小学校のお孫さんを連れた方もいて、なすちゃんの華麗なるダンスに大笑いでした。
「そういえば、遠くに引っ越していったあの人も元気かしらねえ」
「こないだ町で行きあったよ」
などと、懐かしい人の話題でもちきりでした。
唯一の男性参加者であるYさんが、今度BSフジの番組でたくさん映るよ!と教えていただいたので、録画しなくちゃっと思いました(メモ)。赤前にお住まいだったYさんは、趣味のカメラで津波の当日たくさん風景を撮影した、という内容だそうです。
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