宮古市「よっとでんせ」「河南」2015/12/12

午前10:30-11:30 よっとでんせ

前日の大荒れ模様からうって変わって、宮古市は快晴のあたたかな一日となりました。雨の影響で山田線の平津戸駅で脱線事故があったと聞きましたが、ちょうどニュースでは山田線の大志田駅および上米内駅が廃止となる知らせがあって、いつも冒頭で歌う「恋の山田線」の際にはちょっと複雑な気持ちになった我々でした。でも、踊っているアシスタントなすちゃんはいつも通りの楽しそうな様子で、それを見ていた仮設の皆さんは屈託なく笑って下さっていました。

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「よっとでんせ」には鍬ヶ崎地区の皆さんが集まってきたのですが、周辺の道路事情はまたこないだと違った状況になっていて、お弟子Yもたどり着くまで難儀したそうです。

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ここ最近、昭和の家電ファイルに加え、お茶の間や服飾史などのファイルも皆さんに観ていただいているのですが、子どもが羽織る綿入れのアレをどういう名称で呼んでいたのか、についても貴重な証言を得ることが出来ました。場所によって、様々な違いがありますね。

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最後は宮古市民歌を合唱して終わりました。その土地ならではの愛唱歌があり、音楽療法士としては勉強しなくてはならない課題が山積しております。こんな苦労はいくらでもウエルカムです。

午後13:30-14:30 河南

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前回とはうってかわって、大勢の方にお集まりいただきました。久々の方が、アシスタントなすちゃんの痩せた姿に「どうやって細くなったの」と聞いていましたが、実はここ一ヶ月で10kgほどリバウンドしていたのを伝えるかどうか悩んだのは内緒です。暴飲暴食‥ストレスがあったらしく。

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それでも屈託のない笑顔で「恋の山田線」「きよしのズンドコ節」を元気いっぱいに踊っていました。踊るなすちゃんが一番喜ばれます。

事後、うちの法人で最近取り組んでいる「被災後の生活に関するインタビュー調査」へのご協力依賴をお弟子Yと共にお願いしたのですが、これまでに無いほどの頑なな拒絶を体験しました。これだけ長年一緒にサロン活動に参加してくださった皆さんですが、いざインタビューとなれば話は別なんですね‥というか、それだけ今でも抱えている葛藤や受けた傷の生々しさが、こちらにも伝わってくるほどでした。年月の長さは関係ないほどの、強いインパクトが皆さんにはあったということです。

最後に社協デイサービスにお邪魔しました。

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昔のスライドをご覧いただきながら、昭和の暮らしについての記憶を思い出してもらいました。たくさんの貴重な証言をここでもいただきましたよ。

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