二戸市「脳はつらつ教室」第3回目in金田一ほか 2013/10/29

脳はつらつ教室の3回目は、いつものコミュニティセンターではなく金田一駅前公民館で行いました。秋晴れの穏やかな空を窓から眺めながら、楽しく歌を歌いました。
「ごちそうさん」
という今やっている朝の連続テレビ小説を見ている参加者の方が多く、感想を聞くと
「我々は戦後に娘時代を送ったから、お弁当なんてもたせてもらえなかった」
「いもばっかり食っていた」
などの発言がたくさんでました。
「さつまいもですか?」
と聞くと
「ここらへんではさつまいもは昔つくれなかったの、だからじゃがいもばかり食べていましたよ」
と教えてくださいました。初耳!
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岩手県北は昔から雑穀を栽培していた土地なので、ご飯を食べるときも粟や稗や麦などを混ぜ込んで食べていたのだそうです。当時の一番のあこがれは、白いご飯をおなかいっぱい食べることだった、とのことです。厳しい時代を生きてこられた皆さんが、当時を思い出して懐かしむ表情がとても印象的でした。
ゲームの時間は、みんなでサイコロをころがし
「出た目と同じ数のひらがなの食べ物」
を咄嗟に言う、という活動をしました。1が出たら大変!なのに、なぜかこの日は1が続出して会場は大爆笑でした。それにしても皆さん、工夫してひともじの食べ物を考え付くのお上手です!
(みそ汁の「具」とか)
午後は合同庁舎3階機能訓練室にて開催された「二戸市保健委員協議会」の集まりに呼ばれました。1時半から3時まで、みっちりと音楽療法の説明と実践を行い、地域の見守りと高齢者への接遇についてお話をさせていただきました。
・高齢者の孤立化を避けるため相手の役割を地域で考え接していくことが必要
・男性は音楽活動を「幼稚だ」と言って忌避することが多いが、成熟した一人の大人として時に子供のような無邪気なはしゃぎかたが出来る活動があっても良い
・高齢者だからと言ってスローテンポにするなど合わせすぎず、相手がちょっと無理してついてこられるような水準で活動を行い、機能低下を予防するこころがけを持ってほしい

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