宮古市「田鎖」「児童相談所」 2013/9/27

午前10:30-11:30 田鎖
「明日、ご在宅ですか」
と前日にメールを出した私ですが、どうしても手芸材料をお渡ししたい方（Sさん）がいたのでした。前回は入室時にどなたもいらっしゃいませんでしたが、事前予約していたおかげで、このSさんはお子さん連れて来てくださいました。良かった！！
板屋仮設でサロンボランティアをなさっているFさんと一緒に、布などを選びました。

他に、いつも談話室にお集まりの住民の方おふたりがやってきました。皆さんでわいわいと、材料を見ては何を作ろうかと相談している様子がとてもほほえましかったです。
実は前回もここ田鎖では「歌と体操のサロン」という名目で入りながら、手芸材料だけをお渡しするだけで全く音楽活動をしませんでした。この日もずっとお話ばかりで、一回も私が演奏しなかったことに、アシスタントのなすちゃんから
「趣旨と反しているんじゃないか」
と意見が出ました。考え方は色々あると思いますが、私は音楽があくまで入り口であって、そこを通じてお話を引き出すのが本来の目的であったので、こうやってお話がたくさん引き出せるのは喜ばしいことだと思っています。その場にいる人が特に歌おうとしていない場で、無理に歌につなげるほうのデメリットを心配してしまいます。
ただ、なすちゃんがこういう心配をしてくれるようになったことは、とても有難く思っています。
午後13:30-14:30 児童相談所
談話室に入ったとたん、びっくりしました。
こ‥これはいったい？



わー！おしゃれなカフェみたい！！素敵！！東京からいらしたボランティアさんがリフォームしてくださったのだそうです。こういうセンス、大好きです。仮設の皆さんもとても満足しているご様子。こういう場所だったら、ずっと穏やかに過ごしていられますよね。

この日、初参加の男性がとても懐メロに詳しい方でした。
「下田夜曲、あるかい」
「船頭可愛や、あるかい」
「天竜下れば、あるかい」
次々と、こちらが用意していない隠れた名曲をリクエスト！くくッ‥これはセラピスト魂に火がつきましたよ！！頑張って記憶をたどりながら、歌詞を用意していない歌を歌ったり、同じ年に流行した同じような曲を探したりとムキになって弾きまくっていたら
「結構なんでもできるんだね」
とお褒めの言葉をいただきました‥いやいや、まだまだ未熟者です。次回、頑張りますね。