午前 10:30-11:30 藤原三丁目
春の陽気に誘われて、支援員さんと住民の男性がお二人、談話室の前で一服していました。ここは海と川辺がすぐそばにあるので、上空ではとんびが声高に鳴きながら大きく旋回を繰り返していました。
ここの支援員さんも3月いっぱいで退職なのだそうです。せっかく住民の皆さんと一年をかけて信頼関係を築いたのに、これで再びリセットです。次の就職は未定だと聞きました。住民の皆さんも、被災してから何度目のお別れなんでしょうか。
さて、今日は「歌と体操のサロン」でお邪魔していますが、その他に全国から集まった手芸の材料や支援物資を皆さんにお届けするという目的もありました。集まった方々に、スパッツや靴下やレッグウォーマーをお渡しいたしましたよ。男性もきっとレギンス履いたら暖かいんじゃないかしら?と口説いて、持って行ってもらいました。
その際、色々なお話が出て、結局歌は1曲しか歌いませんでしたが、こういう活動でもいいんじゃないかしら?と最近思っています。
その後、昼休み時間を利用して、数箇所の仮説をまわり、物資を配送してまわりました。まずは荷竹。
ここはフェルトマスコットを作成しています。
お礼にイチゴのストラップをいただきました。
次に清寿荘へ。残念ながらお昼時はどなたも談話室にいらっしゃらなかったので、ホワイトボードに伝言して物資を置いてきました。
最後は高浜。ここには手芸の師匠がいらっしゃるので、直接お部屋にお邪魔してお渡しいたしました。
師匠作のステンドグラスが玄関に。美麗!
午後 13:30-14:30 田鎖
近所のきれまち仮設からいつも通りご夫婦が参加して、ずっと我々を待っていてくださってました。奥さんは和服の布を使ってリフォームされる達人なので、ここには古い着物を大量に持ち込みましたよ。
虫食いやシミが若干あったのですが、それを見て
「綿入れの袢纏とかいいわね」
「これはほぐしてバッグとかにしましょう」
とすぐにアイデアが出てきていました。すごい。
ここでも歌は1曲だけで、あとは最近の出来事などをお互いに話して時間を過ごしました。音楽療法じゃなくて、ただのおしゃべり会になってますね。
遊びに来ていた小学生女児二人に、なすちゃんがとても気に入られて、おやつをもらってました。あああ、また太る‥。
まあ、好かれるのは良いことですが。
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