宮古市「愛宕小学校」「鍬ヶ崎」 2013/7/13

毎週土曜日にお邪魔している宮古市の仮設住宅巡回に、本日は初めてのお客さんが同行されました。以前ブログにも書きましたが、日本女子大学OGのみなさんで活動されている桜楓カウンセリング研修会の講習会に参加されたKさんが、受講後にすぐ連絡をくださって、今回わざわざ神奈川県からいらっしゃいました。Kさんは我々の音楽療法を見学されるために、前の日から宮古市に宿泊していたので、朝ホテルまでお迎えにあがって合流。最初の訪問地である愛宕小学校仮設へと向かいました。
午前 10:30- 愛宕小学校
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これはKさんが地元(神奈川県)でアートセラピーのファシリテーター活動をして作成された布の鮎です。まっさらな生成りの布に、小学校や中学校の子供たちが顔料を使って、自由に塗ったものです。歌の最中は、窓に掲げさせていただきました。
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この日もあいにくの雨でした。いつも真っ先に談話室へ来て窓をあけるなど準備してくださるSさん(男性)がわざわざ個別に声をかけて、住民のみなさんを集めてくださいました。それと、近内で出会った工作教室の先生(女性)からご連絡をいただいて、ODENSEⅡの手芸活動に使う布を持ってきたところ、受け取りにいらしたのが3月まで藤原仮設などで巡回員をしていたFさんご夫妻でした。奥様が生協の支援活動の事務局をなさっているとのことでした。
「これ食べて」
と奥様がまるっこいものをくださったので、何かと思ってみてみたらウニご飯のおにぎりでした。うれしい!手芸活動では着物の帯で作った小物入れを見せてくださいました。
ところで、おひとりの方が一度うたった歌を何度も何度も
「うたうべ」
とリクエストくださるので、最後のシメに使いました。時々、ご自分がリクエストしたことを忘れて再度リクエストする参加者がいますが、この頃はあえて
「さっきもう歌った歌ですよ」
とは言わず、他の方に同意を得てなるべく再度歌うようにしています。
終了後、Kさんがお持ちになったポプリ入りの鮎ストラップが配られて、みなさんとても大喜びでした。私も全国から寄せられた支援物資のタオルや靴下をお配りしました。お昼時間は談話室をそのままお借りして、いただいたウニおにぎりで昼食。物資の仕分けと伝票整理もさせていただきました。
午後 13:30- 鍬が先
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住人のみなさんが集まる前、NPO法人ふれあいサポートあいの理事であるSさんが訪ねていらっしゃいました。いつか音楽療法をお願いしたい、とのことでしたのでどうぞ活動を見学していってください!とお話をしました。
住民の方は5名お集まりでした。Kさんの鮎が出てきたときは、ちょっとこんがらがっているのを見て
「とつこ、になってる」
と地元の言葉が出ました。来週20日、21日はおくまん様(熊野神社)のお祭りなので、そのお話や、賑わっていた鍬ヶ崎の昔話などを聞かせてもらいました。

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