宮古市 「田鎖」「ODENSEⅡ」 2013/6/22

今年は空梅雨なのかな?と心配しつつ毎日自分の家の庭や畑を見まわっておりますが、家人が生前「さくらんぼ、植えたよ」と言っていた木に謎の実がなっていたのを見てびっくりしました。落ちていた枝と実を沿岸に向かう車の中でTwitterに書き込んだら
「ネクタリンじゃないですか」
と教えていただきました。さくらんぼの筈がネクタリン‥。
午前 10:30-11:30 「田鎖」
Imgp8148
これこれ、これですよ。
談話室にいる間、お借りして水に指しておこうと思ってましたが、見事に持って帰ってくるの忘れました‥すいません。
そして田鎖の音楽療法ですが、いつも集まる参加者は時間になってもいらっしゃいませんでした。いままでの写真をプリントしてきたり、全国から寄せられた布や靴下を持ってきて渡そうと思っていたのですが‥残念。
そんな中、小学生の男子、女子がやってきたので
「お母さん、おばあちゃん部屋にいたら呼んで来て‥」
と頼み込んで、数名の方がやっと来訪してくださいました。良かった。
布とテキスト、そして靴下とハンカチをお渡しいたしました。
Imgp8147
「こんなにいただいていいのかしらねえ、この仮設だけで」
と言われたので
「あげるために来たんですよ!!」
と強調しました。あ、でも主目的は音楽療法です。
一回も歌いませんでしたけど‥今日。
午後13:30-14:30 「ODENSEⅡ」
鍬ヶ崎に建造された不思議な形状の集会所、ODENSEです。
中に入ると湿気と熱気で、もわんとしたので、窓を開放しました。
すると女子中学生が3人、何に引き寄せられたのかわかりませんが、入ってきて音楽療法に参加してくれましたよ。びっくり。
私はいつも高齢者=仮設の参加者という先入観が抜けなくて、たまに子供や小中学生が参加すると非常に驚いて軸足がぶれるのですが、何とか楽しんでもらおうと導入部では「聞いたことあるCMや番組BGM」をクイズ形式で出して、皆さんに応えていただきました。
Imgp8166
その他、親子?3人連れで小学生の男子もいましたが、変な楽器(ぶーぶー鳴る動物)を渡したら結構ハマッてくれました。
アンパンマンのほかは全部大人の歌ばかりでしたが、何とか最後まで参加してくれたようです。我慢強いなあ、素晴らしい!
いただいた支援物資ですが、ここでは靴下と、おかき(美味しいせんべい!)をお持ちしました。送って下さったみなさま、ありがとうございます。喜んでましたよ。
【追記】
仮設2つ巡回してから宮古市社会福祉協議会高齢者デイサービスセンターのセッションをして、その後に社協職員さんとイベントのミーティングをしたのですが、その席で被災地・宮古の現状を教えていただきました。とても参考になりましたよ。
・ボランティアやイベントはどんどん減っている、継続しているのはカリタスや教会ネットワークや生協の体操など
・イベントを提案すると「住民の活動を優先したい」と断れることが多くなってきた
・談話室を中心に、住民が自主的に集まって活動を行うことはとても望ましい傾向
・仮設発足当時、気になっていた子供たち(問題行動など)は時間の経過と共に落ち着いてきた
・音楽療法はどう受け止められていますか?との質問に「歌と体操が一緒になっている活動なのでお年寄りには参加しやすいと受け止められていると思います」と応えていただきた
・宮古市では現在、新規の個人ボランティアは受け入れていない
・仮設住宅の空き部屋をボランティアに貸していたけど、そのような待遇も終わってボランティア団体はアパートを借りて拠点にしている

コメント

  1. 香葉村 より:

    結局、何の実でしたか?(^_^;
    見た目は黒っぽいから、プラム(太陽とか)かなーって気がしますが、葉っぱは桃みたいだからやっぱりネクタリン?
    花を見てれば一発で分かりますが(ピンク色なら桃かネクタリン、白なら李かプルーン)。

  2. 智田邦徳 より:

    香葉村さん。
    コメントありがとうございます。
    我が家でも
    「プラム?」
    「もも?」
    と侃々諤々でした。母がぽろっと
    「オリーブじゃね?」
    と言ったのがおかしかったです。北国でなるわけねーだろ!と声高に叫びそうになりました。
    というわけで、結論としてはネクタリンってことで落ち着きました。熟してくる頃、ファイナルアンサーしたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました