宮古市「清寿荘」「浄土ヶ浜」 2012/4/14

過去の訪問記録です。
午前 10:30-11:30 清寿荘
8名の大人の参加があり、入れかわりたちかわり子供の参加があり。何だかとても賑やかな1時間でした。
崎山のセッションでもそうでしたが、私は基本的に大人の皆さんを想定してセッションを組み立ててきているのですが、そこに住む子供たちが乱入した時は何としても「楽しんでもらいたい」という気持ちが働き、どっちつかずの活動をしてしまいがちです。
この日も、懐メロばかり弾き歌う私の態度に業を煮やした子供たちが
「つまんない」
「別の遊びがしたい」
という態度でした。
仮設を回る時、子供専門の音楽療法士が一人いるといいなあ、といつも思います。もし一緒に被災地を回ってくれる同業者の方がいたら、お願いしたいです。
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午後 13:30-14:30 浄土ヶ浜
社会福祉協議会の方やボランティアさんが同席する中、いつも集まるメンバーさんと様々なジャンルの歌を歌いました。ここは特定の方が談話室に集まって、作業を行っている場所です。音楽療法に関しても、既に「何を目的に、どんなことをするか」という見通しがついている方が殆どで、リクエストも積極的になさって、自分にとって楽しく心地良い活動にしたいと自ら発する態度でのぞんでいる皆さんです。
ちなみにボランティアはハンドマッサージでした。気持ちよさそう!
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それほど規模の大きな仮設ではありませんが、こちらとしてもどんな方が我々の来訪を待っていて下さっているのかが分かる貴重な訪問先です。有難いです。
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被災した皆さんにとって、お仕着せのイベントに参加する、という状況から、徐々に「自らも発信して自分たちにとって有益な支援を選択する」時期になってきたのだなあ、と感じさせる時間でした。

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