大槌町「吉里吉里第二」「小鎚十七」「小鎚二十」「小鎚第五」2014/3/15-16

15日16:00-17:00 吉里吉里第二
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集会所の入り口で背の高い男性Nさんが、我々の到来を待ち構えていました。
「今日参加したかったけど、入院していた妻が戻ってきて、目が話せないからまたね」
と言われました。わざわざすいません‥次回は是非、ご一緒できれば嬉しいです。
そして別の男性が初参加!
「遠くへ行きたい」をリクエストしてくださったので、どこに行きたいですか?と質問してみたところ、岩手県内陸の町だそうです。温泉があって良いところですよね。
ところで始まる前に部屋のテレビで懐メロ番組が流れていたので、みんなで視聴していたのですが、遠い立ち姿だけで皆さんがすぐ歌手の名前を言い当てていたので、さすが!と思いました。
16日 10:30-11:30 小槌十七
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「舞台裏が見えてごめんなさいねえ」
と台所作業をしている皆さんから言われながら、荷物を運び入れる我々。毎回、こうやって我々のためにお昼ごはんの準備を談話室の中で女性陣が行ってくれています。ありがたや‥。
「木曽路の女」
のリクエストが出た際
「これは☓☓商店の奥さんがとても上手に歌っていた」
という思い出話が出ました。残念ながら☓☓商店のご夫妻は津波でお亡くなりになったとのこと。
「こうやってみんなで歌うことも、供養になるよね」
と言われました。そうですね。
ここの皆さんは本当に仲が良く、結束力が強いように見えます。それだけに、再び災害復興住宅への引っ越しでバラバラになるのが複雑な気持ちなのだそうです。
「でも、避難所からここに入る時だって不安はあったし‥」
「あの時と今では時間が経っていて全然違うと思うよ」
皆さんの抱える不安を初めて聞いて、私も胸が痛くなりました。
13:00-14:00 小槌二十
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いつもは宮古市の帰り、夕方に訪れる小槌二十ですが、諸事情で日曜日の午後一番の訪問となりました。
「智田先生が来る、と聞いてやってきたのですが」
と言って、初めてお会いする女性が入ってきました。
「どちらにいらっしゃるのですか?」
と言われたので
「私が智田です」
と答えると
「ええええええええ!」
とびっくりされました。良く良く事情を伺うと、弟(精神科医)の方が来るのだと思っていらしたそうです。
時間帯が変わったにも関わらず、いつもの常連さんも変わらずに集まってくださいました。昼過ぎだとさらに皆さんパワフル!
15:00- 16:00 小槌第五
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いつも手芸用品をお届けしているこの場所で、今回は荷物の中に反物や着物が入っていたのですが、仕立てられた「道行きコート」があって、気に入った女性がそれを自分の荷物に仕舞った時
「あんた、その年(高齢)で今からそれ着てどうしようっていうの」
とか
「テド(仕立て直す技術)も無いのに」
とか、びっくりするほど辛辣な言葉を投げかける方が隣にいたのですが、聞こえているのか聞こえていないのかどこ吹く風でそのまま嬉しそうに持ち帰っていきました。沿岸の女性たちのこういうキレッキレのやりとりは、見ていてハラハラしますが何だか気持ち良い部分もあり。面白いです。
(面白がっては失礼ですが)
たくさんリクエストも出て、たくさん歌いましたよ!

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