大槌町「吉里吉里第二」「小鎚十七」「小鎚第五」「小鎚第四」2014/2/15-16

15日 16:00-17:00 吉里吉里第二
「え！こんな大雪なのに来たんですか！！」
と到着早々びっくりされました。そういう皆さんも、仮設の敷地内も道がそうとうぬかるんでいるのに（雪が雨にかわってシャーベット状でした）よく来て下さいました！

大雪の影響で、巡回の生協移動販売カーも20分遅れでした。珍しくお客が少なくて、歌を歌いながらみんなで
「まだ商品残ってるねえ」
「いつか吉里吉里第二を出発点にしてくれるといいねえ」
と話していました。
「最後にここ来るから、漬物も水の上にぷかぷか浮いてるんだよねえ」
16日 10:30-11:30 小槌十七

坂の上にある十七仮設では、男性陣が朝から雪かきに精を出していました。水分を含んで重たい雪なので、一苦労です。我々も駐車スペースが無くて、荷物運びが大変でしたが、笑顔で待っていてくださる方々の表情を見て疲れも吹き飛びましたよ。
合間の雑談では、大槌町に昔あったという映画館の数について侃々諤々の議論が巻き起こりました。最終的には三つあった、という結論に達しましたが‥どこにあったのか、今度詳しく聞いてみます。震災前の町の様子を聞くのはとても興味深いです。皆さんもこういう話題の時はとてもいきいきしているように見えます。
終了後はまた、ごま炊き込みご飯などをご馳走になりました。ありがとうございました。
13:00-14:00 小槌第四

この日に予定されていた炊き出しのイベントが大雪のために中止になり、我々が到着したときは誰も部屋にいませんでした。きりたんぽの炊き出し、なくなって残念でしたね。
ここの集会所は公園に隣接した砂利の中に建てられたログハウスなのですが、除雪されておらずとても足元が悪い状況でした。
「今度こそ、誰も来ないかもねえ」
とアシスタントなすちゃんと話していた矢先、お一人の女性が長靴でいらして
「皆さん、これから来ると思います」
と予告。
「でも、足元悪いですよ‥危険じゃないですか」
と言うと
「みんな楽しみにしているんです、誰ひとり欠席しませんよ」
と笑顔でおっしゃってくださいました。ありがたや‥（でも危険な時はどうぞお気遣いなく‥）。
民生員の方から帰り際、次回はお昼前から来て下さい！と言われました。お昼ごはんを用意してくださるのだそうです。
15:00-16:00 小槌第五

小槌第五はAとBにわかれていて、集会所はBの敷地内にあるのですが、さすがに道路状況が悪いのでAの皆さんは欠席でした。最初に訪れたMさん（男性、奥さんも一緒に参加）が外に出ていったので、もしかして誰かを迎えに行ったのかな？と思ったら。
近くで作業をしていたショベルカーを誘導して、入り口の除雪をしてもらっていました。
「そこにいたからさ、ちょっくら頼んでみたらOKだったよ」
だそうです。この行動力、すごい！憧れです。