午前10:30- 清寿荘
とても気持ちの良い青空が広がる宮古市払川地区「清寿荘隣接仮設」にお邪魔しました。この日はいつものお弟子Yの他に、当法人顧問であり日本を代表する著名な音楽療法士である岡崎香奈さんと、精神科医の阪上正巳先生にもご同行いただきました。
※ちなみにお二人はご夫婦です
お弟子Yの美麗な歌声を皮切りに、仮設を出てご自宅からわざわざサロンのために集まって下さった皆さんに楽しんでいただこうと、今度はアシスタントなすちゃんが奮闘いたしました。
一緒に踊ってくれる気さくな岡崎香奈さん。この日の「恋の山田線」は間奏部分の♪セクシー有りバージョンでした。いつにもましてセクシーな踊りを披露してくれたなすちゃん、ありがとう!
発音練習と称した三陸ことばのスライドを、遠方からいらしたご夫妻も交えてみんなで見ました。暮らしの道具や体の部分の方言では、どうしてそう言うのか、道具をどう使っていたのか?という部分を、参加者の皆さんがとても丁寧にご自身のエピソードを交えて説明してくださったのでした。
津軽石地区では、川に帰ってきた鮭を「ほっちゃれ」と呼び、きちんと塩を塗りこんでから干して有効活用してきました。日本一の鮭水揚げ高を誇った地域ならではの習慣ですね。
午後13:30- 高浜
お昼ごはんはラーメンを食べて、午後の高浜仮設です。前回も遊びに来ていたSさんのお孫さんも、ちょっぴり仏頂面でしたが参加してくれました。
せっかくドクターの阪上先生が来てくださったので、参加者の血圧チェックと問診をお願いしました。何とご自宅からマイ血圧計をご持参くださいましたよ!ありがたい!
ズンドコ節で華麗に舞うアシスタントなすちゃんの勇姿。
「伊勢崎町ブルース」では泣き叫ぶ鶏さんを使いました、ここでも屈託なく盛大に鳴らしてくださったご夫妻!ありがとうございます。
帰り際、Sさんから
「NHKのニュースで見たんだけど、サロンは今年の9月までって本当?」
と言われました。震災後5年になり、サロンを開催する仮設も徐々に減ってきているので、一区切りの節目は必要だと思っているけど、巡回自体は今後もずっと続けたい意向を伝えたところ、とてもほっとしたと言っていただきました。ニーズがある限り、我々は今後もお邪魔しますよ!よろしくどうぞ!
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