10:30-11:30 安渡第二
山田町の大沢にある宿泊施設に一泊した我々は、秋晴れの空の下、一路大槌町を目指して南下しました。安渡第二仮設に到着すると、何やらたくさんの住人が集まっていましたよ。駐車場には消防車が何台も。
(働く車大好きなので嬉しい)
防災訓練をしていたそうです。
バケツリレー、皆さん慣れてますね。
定刻になると、大勢の皆さんが集会所にいらしてくださいました。前日につづいて、アキちゃんも助っ人参加。
「皆さんもいつ何時、英語を話す国へとお嫁に行くかもしれませんからね、アキちゃんから英語習いましょうかね」
と参加した皆さんに言うと
「そらそうだね」
と言われました。行く気まんまんです。
大槌町では一週間前にお祭りだったそうで、その話でも盛り上がっていました。帰り際には一人ひとりに、袋詰したお土産(支援物資のノートやタオル、靴下など)をお渡しいたしました。
(この後の仮設でも同様)
13:30-14:00 小槌第4
車を運転して来室される方も何人かいらっしゃいます。すごいなあ。
ところで!いつも参加者に配布する歌のリスト(300曲ぶんのタイトルが書いてある)をまるっとアシスタントなすちゃんが忘れてきたので、昨日今日と床に模造紙を並べて選曲していただく昔のスタイルで進行しました。
「あまりにポカが多いし最近逆らうので、なすちゃんをクビにしてこちらのアキちゃんとこれからお邪魔しますから」
と皆さんに言ったら
「だめよー!私、お兄さん(なすちゃん)に会うの楽しみにしてきているんだから」
との声が。良かったね、なすちゃん。
15:00-16:00 小槌第5
久々にMさんの旦那さんも参加。嬉しい。
(大ファン)
釜石の製鉄所が全盛期の頃、大槌町もベッドタウンとして賑やかだった時代の話になりました。
「三交代制でねえ、真夜中でも国鉄の汽車で通っていたんだよ」
と教えていただきました。看護師さんみたい!
「それだけ賑やかだと、治安が悪い地区とかもあったんでしょうねえ‥たとえばヤクザみたいな人がいたりとか」
「ああ、いたいた。でも津波で流されちゃったよ」
「え!」
びっくりです。
「もうその道からは引退していたんだけど、有名な親分でね。歯医者さんで治療していた時に、地震が起きて。でもその親分さん、ここまでは津波は来ない!俺は逃げない!って言って、流されちゃったの」
周りの参加者も皆、うんうんと頷いてました。有名な話のようです。
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