宮古市「赤前」「よっとでんせ(鍬ヶ崎)」2015/3/28

午前10:30-11:30 赤前

この日の前日、NHK盛岡の記者さんから「音楽療法の現場を取材させてください」という連絡をいただいてました。おお、数年ぶりの取材!と色めき立ちましたが、そういえば前回の取材(2011年)は山田町の福祉施設で取り上げてもらったのですが、セッション中に使用した楽曲がNHK的にはまずかったらしく

「出来ればNHKの番組の曲を使ってください」

と言われた思い出が蘇りました。今回はそんなことは無く、普通にいつもどおりの様子を撮影していただくことが出来て、ほっとしました。当日の夕方ニュースで数分、放映されたようです。

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ご協力いただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。メディアに取り上げていただいたことで、いつも訪問している仮設の方からいくつかの

「見ましたよ」

メールをいただいて、取材してもらうことのメリットを体感しました。

午後13:30-14:30 よっとでんせ(鍬ヶ崎)

鍬ヶ崎地区に以前あったODENSEⅡというドーム型の建物が、土地のかさ上げ工事のために取り壊されてから、新たに別の場所に設置されたコミュニティスペースがこの「よっとでんせ」という仮設の建物です。

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どんな方がいらっしゃるのかは当日になるまでわかりませんでしたが、ODENSEⅡにも顔を出してくださっていた方々が笑顔で訪問してくださったので安心しました。あとは初めて音楽療法を体験する方、そして私のTwitterでイベントを知った方などがいらっしゃいました。

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建物の中は水道工事がまだされておらず、トイレの使用も禁止されていた状態でしたが、春のうららかな陽気で暖房もいらない状態だったので、快適に活動を行うことができました。熊野神社のすぐそばだったこともあり、鍬ケ崎地区の皆さんの活動拠点となる重要な場所であることは確かです。家を失った方々と、地区の皆さんの交流の拠点として、これからどんどん盛んに活用していただけるといいな、と思いました。

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その後、宮古市社会福祉協議会の高齢者デイサービスセンターで月に一度のセッションを行いました。私はいつも生やしている髭をたまたま剃っていたので、利用者さんから

「髭、あった方がいいなあ」

とコメントしていただいたのが印象的でした。

コメント

  1. 田舎の母さん より:

    春先の不安定な天気ですが体調に気をつけてください
    全国ネットはともかく地方のメディアはわりときちんと対応してくれる気がしますね

    • K.Chida より:

      田舎の母さん さま

      国営放送の取材、風のようにやってきて風のように去っていきました…あんな感じなんでしょうか、皆さん。
      お見舞いコメントありがとうございます!

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