岩手県には地元のローカル紙「岩手日報」という新聞があるのですが、東日本大震災いらい、ずっと自宅で購読していて、被災地関連の記事はノートにスクラップしています。かなりの頻度で大槌町の知っている皆さんが登場するので、とても楽しみなのですが、ついこないだの記事で
「旧安渡小学校の敷地内にある桜の木を、道路拡張のために(数本を残して)伐採する方針」
というのを知って、私はとても残念な気持ちになりました。というのも、安渡にある桜は非常に美しい花を咲かせていて、仮設住宅に住む皆さんが毎年桜の咲く時期を楽しみにしているのを知っていたからです。これから復興へ向けて環境を整えていかなければならない自治体の仕事には最大限の理解と経緯を払いますが、悲しい気持ちは払拭できそうにありません。安渡の先にある赤浜の小学校にあった桜の木も、盛り土のために伐採された経緯があり、そういう流れなのかな…と理解はしたいのですが。
集まって下さった皆さんも
「工事の人たちの邪魔はしたくないけど…聞いた時はびっくりした」
とおっしゃってました。
ともあれ、私の仕事は皆さんに楽しい時間を届けることです。アシスタントなすちゃんも、日々研鑽を積んで娯楽を提供する努力をしてきました。プロですね。
あとどれくらい、仮設で活動できるかわかりませんが、精一杯努めていきたいと思います。
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