思い出深い一日でした。
午前 10:30-11:30 藤原三丁目
3名の方がご参加下さいました。
このうち、いつもにこやかにリクエストを下さる女性が
「先生(私のことです)の声で聞いてみたいから、今度持ってきて下さい」
と言ったのが
「雨に咲く花」
という曲です。
これは戦前、関種子という女性歌手が歌ったのですが、数十年後に井上ひろしという歌手がカバーして、流行しました。
これまでも、私が一人で歌った歌を聴きたい!というリクエストはありましたが、実は(大学でオペラを専攻していたにも関わらず)人前で歌うのが少々苦手なのです。
でも、せっかくそう言って下さったので次回までの宿題ということで持ち帰らせていただきました。
この日の宿題は、あと「玄海ブルース」もありました。
午後 13:30-14:30 高浜
時間前から部屋で待ちかまえていた小学生男児に
「またキーボード弾かせて!」
と言われ、セッション開始前までの限定で好きに弾かせてみました。まあ、当然のことながらバンバンと力任せに鍵盤を叩かれましたが‥この仕事していると楽器は消耗品なのです。
大人の参加者は7名でした。
ボランティアの学生さんも2名いらしていて、終わってから
「実は、音楽療法がここに午後入ると聞いて、是非とお願いして入れてもらいました」
と言われました。
「興味あるの?」
と聞いたら
「実は学校で音楽療法を学んでいるんです」
とのこと。おお、それはすごい!
参考になったかな。
さて、この日は午前と午後を通じて個人的にお付き合いのある姉妹が同行しました。お姉さんとはSNSを通じて数年前に知り合い、今回の震災での活動をそこで書いていたら
「一度、被災地に行ってみたい!」
と申し出があり、日程が決まったあとに関東にお住まいの妹さんもご一緒することになったのです。
音楽療法士ではない知人の同行はこの日が初めてでしたが、先入観のないぶんとても新鮮な感想を終了後に話してくれました。
また来てくださいね、くろちゃん&妹さん!
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