宮古市「板屋」「西が丘」2015/3/21

午前10:30-11:30 板屋

とても春らしい陽気のこの日、当法人顧問をしてくださっている岡崎香奈さんが遠くから駆けつけて、同行してくださいました。お久しぶり!!前日遅くに盛岡入りして、ホテルに一泊。ゆっくり休めたでしょうかねえ…?多忙な毎日なのに時間を割いてもらって、本当にすいません。嬉しいです。

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板屋ではサロンボランティアのFさんもご一緒でした、しかも!我々のお昼ごはん用に手作りのいなりずしを振る舞ってくださいましたよ。とても美味しかったです!それを見た住人のSさんも

「ちょっと待っていて」

と部屋に戻って、数分後に三陸名物のごまおにぎりをたくさん持ってきてくださいました。本当にありがとうございました。

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実はこの日、板屋仮設から4組の住人の方がお引っ越しで転居される日でした。歌と体操のサロンの常連であるYさんも、忙しい引越し作業の合間を縫って、1時間お付き合いいただけました。また、もうお一人も4月には市内の災害復興住宅への転居が決まっていて、何だか一気に卒業ムードが漂います。歌う曲もそれにつられて「贈る言葉」や「糸」といった、しっとりしみじみとした歌が多くなりました。すると、お一人の方が歌の最中に落涙して、言葉にならない表情でハンカチを握りしめているのが見えました。私は特にお声がけもせず、そのまま歌を続けたのですが、いつもの脳天気な雰囲気には戻らないまま活動は終了。

皆さんにお別れをしてから車に戻り、岡崎香奈さんからコメントをいただいたのですが

「何年も通い続けてきて、音楽療法の時にああいう感情の出し方が出来るのは、関係がきちんと出来ているという証拠なのだから、成果と言っていいのでは?」

と励まされました。これまで自分はなるべく、元気を出してもらおう!という気持ちが強すぎて、しんみりとかしみじみという部分を避けすぎていたのかも…と考えました。震災から四年を超過して、ずっと同じ内容で継続してきたわけではないのですが、改めて今は今の時期にふさわしい我々の対応があるのだなあと思いました。

午後13:30-14:30 西が丘

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お昼休みに鍬ケ崎の「なあど」という道の駅に立ち寄ってから、心機一転!今度は元気いっぱいの西が丘です。お彼岸の中日だったので、欠席の方もちらほら。でも画像のように、岡崎さんが伴奏をしてくださったので(何と贅沢な!)私も元気いっぱい歌に専念することができました。

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アシスタントなすちゃんも渾身のフラダンスを披露!徐々にキレッキレの動きが!

宮古市社会福祉協議会が組んでいる我々の仮設巡回スケジュールも、新年度からは(訪問しなくなった仮設もあるので)3ヶ月に1回という頻度から、もう少しだけ多くおじゃまできることになってます。西が丘もすぐまたおじゃましますので、どうぞよろしくお願いします!

岡崎香奈さん、本当にありがとうございました。またお待ちしてます!

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