地域包括支援センターのお仕事で伺いました。
大浦はとても思い出深い土地です。
震災前、あれはどれくらい前でしょう‥当時、保健センターの仕事でお邪魔した際に「あざみの唄」を歌い、あざみってどんな花なんでしょうねえ?と聞いたら参加者のお一人が野原から一輪のあざみを摘んでいらして
「良かったら帰り道のおともに」
と濡れティッシュとアルミホイルに包んで、私に持たせて下さいました。
お心遣いに感謝しつつ、帰り道に眺めていたら、花弁の裏側からカメムシがのっこりと顔を‥という素敵なエピソードが思い出されます。
震災・津波の後は皆さん無事かどうかと気になって、避難所訪問のたびにここへ立ち寄ってみたのですが、どなたとも会うことが出来ず‥でも、支援センターからお話をいただいて再訪した時に、皆さんの元気なお顔を拝見できて感激したものです。
大浦の空き地には仮設住宅が並んでいます。
そこで私は、とても賢い「元気」という名前の猫と出逢いました。
「元気!」と呼ぶと、寄ってきてくれるんですよ。
可愛い‥。
新巻鮭が干してありました。
潮風で良い具合に熟成されそうです。
いつ建立されたのかは不明ですが、津波の警告が刻まれた石碑が建っていました。
今回の音楽療法には15名が参加して下さいました。私の活動の前には、保健師さんによるラジオ体操が行われましたが、使用したCDからは東北弁の音声が流れて、とても面白かったです。
(今調べたら「おらほのラジオ体操」というらしいです、良かったら検索してみてください)
活動はストレッチや脳トレを交え、懐メロをたくさん歌ったり踊ったりしました。
何度も音楽療法に参加している皆さんなので、とても親密な時間となりました。
ありがとうございます。
漁村センターの窓から見える船越湾の海は、青空の下とても青く美しかったです。
山田の海は天下一品です。
この後、大槌町に向かいました。
明日の日記でご報告します。
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