ブログをご覧くださっている皆様、いかがお過ごしでしたでしょうか?私は4日間ほど休みがありましたが、遠出もせず、雫石町や紫波町の道の駅でB級グルメに舌鼓を打ち、野菜やハーブの苗を買って畑に植える毎日でした。既に老後っぽい感じ。
野菜を植えている最中に色々な思い出が去来してきたのですが「宮古市藤畑仮設で住人の皆さんが新しい取り組みで紫蘇をプランターに植えているのを見て“種は一晩水に漬けてからじゃないと発芽しませんよ”と文字通り水をさしたこと(←うまいこと言ったつもり」「大槌町小鎚第十七仮設の畑を見て“うわー、ネギきれいに植えてますね!プロ並ですね!”と褒めたら“あれはプロである大家さんが植えたもの”と場をしらけさせたこと」など、心胆を寒からしめる自らの赤っ恥エピソードばかりでした。病は口より入り、災いは口より出ずるとは良く言ったものです。言動には十分注意しようと思います。
それはそうと(秒速で立ち直る)震災のおこるずっと前に某所で見かけたとても味わい深い画像を、ここに掲載します。
岩手県はご存知のように訛りがあって、聞きなれない方にはちょっとわかりづらい発音なのですが、ネイティブの皆さんにとってはこれが不動の標準語であるわけです。日本語は表意文字と表音文字から成り立っている言語ですが、訛っている皆さんがひらがなやカタカナを書く際は「聞いて」「しゃべっている」音声をそのまま文字で表しますので、画像のような感じになるのですね。
私、この画像に出てくる「はづめのたのしとて」がとても好きで、この魅力があるからこそ岩手県でずっと仕事を続けていられるのだと思います。