大槌町「安渡第二」「吉里吉里第四」「大槌第五」2019/1/12

午前10:30- 安渡第二

年明け最初の大槌町、集会所に入って皆さんのお顔を拝見すると‥ん?心なしかおめかしモードじゃないですか?首にはネッカチーフ、お口に紅もさして。

「この後、隣の公民館で町内の新年会があってね。もし良かったら来て」

とのことでした。わーい、誘ってもらっちゃいました!じゃあ、後でこっそり紛れ込みます。

IMG_5326

この日もまた懐メロ歌手の持ち歌をいくつか弾きましたが、とある歌手のところで

「この人、釜石の製鉄所に私が努めている時に慰問で来たことある。普通なら入場料が500円なのだけど、職員とその家族は特別料金で50円だったのよね」

というエピソードを披露してくださいました。安!!!

IMG_5337

そして活動終了後、皆さんの後についてのこのこと公民館へ。何と昼食までごちそうになりました。ありがとうございます。久々の集まりに、住民の皆さんは老いも若きも幼きも、全員が笑顔笑顔で楽しそう。くじ引きもあり、大盛り上がりでした。

IMG_5335

全てお母さんたちの手作り。美味しかったです。

13:00- 吉里吉里第四

吉里吉里という名前がついていますが、所在地は赤浜の吉里吉里第四。お二人の方がご参加です。

IMG_5342

赤浜には東京大学の研究所があり、津波でいったんは被害を受けましたが、昨年立派な建物として再始動しました。そこで以前はオットセイの研究もしていたらしいのですが、何故かというとここ赤浜では漁に出た人がオットセイをつかまえて、家庭で食べていたというのです。オットセイの墓、そういえば港の片隅にひっそりとあったの知ってる‥味、何よりも美味しいのだそうです。この他、ウニがたくさんとれてウニご飯にする時にはヒエを少し混ぜるとより美味しくなるとも教わりました。歌そっちのけで熱心に聞き入ってしまいました。

15:00- 大槌第五

別名「和野っこハウス」と呼ばれる大槌町社協のサロンにお邪魔しました。二回目です。

IMG_5350

お一人は前回もご参加いただいた方で、もうお一人は初参加。お好きだという安全地帯の歌などを歌った後に、たくさんお話をしました。三陸では昆布のような、でも穴がたくさんあいていて筋の三本通った「ぞーか」という変わった海草がとれます。昔は捨てていたのですが、知る人ぞ知る珍味ということで、一部の家庭では貝と一緒に煮付けて食べていたようです。このぞーか、言い伝えがあって、海で遭難して無人島に流れ着いた人が海草しか食べるものが無くてずっとかじっていたら穴があくようになってしまったとのこと。

勤務中だった職員の男性も、ちょっと離れた場所からずっとこちらの活動を見守ってくださって、時々一緒に声を出して歌を歌ったりと、協力していただきました。ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました