大槌町「小鎚第十七」「小鎚第二十」「吉里吉里第二」2016/5/22

午前9:00- 小鎚第十七

朝から汗ばむような日差しで、自動車の中もどんどん気温が上昇！という日曜日。民宿の駐車場に駐めていた我々の車の中には、大人しく良い子で留守番している愛犬タンタンがいたのですが、こりゃまずい！と早朝に窓を開けに走りました。うっかり熱中症にするところでした‥危ない。

そんな訳で、午前中の仮設では木陰のスペースをお借りして、タンタンをつないでおきました。さて、ここ小鎚第十七仮設では「歌と体操のサロン」初めての試みである、懐かしい映画の上映会をしました。

朝９時から皆さんお集まりいただき、いつも音楽療法で使っているプロジェクターとスクリーンを使って、誰も生まれていなかったほど古い時代の活動写真と呼ばれた映画を観ていただきました。見てください、この皆さんの表情。楽しそうでしょう？リアルタイムで知っている役者が殆どいないので、新しい発見があちこちにあったと思われます。私も勉強して、活弁をすれば良かったですが‥せいぜい即興で劇伴をつけることが出来たら良いですね。そして、今月は訪問のない小鎚第四仮設の皆さん３名も、わざわざ坂をのぼってご参加下さいました。違う仮設団地の方が同じ活動をするのは珍しいかと思います。

災害復興住宅にお引っ越しをしたSさんご夫妻も、久々に顔を見せてくださいました。お元気そうで良かったです！まだ団地では理事会が立ち上がっていないとのことですが、住民団体が設立されたら、是非とも音楽療法でお邪魔したいと思います。お昼ごはん、ありがとうございました！

午後13:00- 小鎚第二十

いつも賑やかなMさんも新居へと移られて、この日は３名のご参加となりました。うちお二人は半年から一年近くぶりにお会いする方です。

「そういえば、知り合いの方が写真集を欲しがっていたんだけど」

というお申し出があり、車に積んでいた写真集の在庫から四冊ほどお渡し致しました。たまにページをめくって、懐かしい顔を眺めて楽しんでいるとご感想いただきました。良かったです！

「私が住んでいた安渡地区では、お正月に牡蠣のお吸い物が出てくるのよ。本当は吉次という魚を使っていんただけど、取れなくなったからねえ」

と教えていただきました。牡蠣のお吸い物もすごいご馳走ですよ！一度味わってみたいです。

15:00- 吉里吉里第二

小鎚第二十と同様に隔月での訪問になった吉里吉里第二。早めに到着したのですが、いつも御世話になっているS姉さんも早くにお越しいただき、ミサンガ数本をお預かりしました。１５歳になる愛犬ゴハンちゃんを飼っているSさんは、うちのタンタンもとても可愛がってくれます。

「本当に毛並みが良くて、綺麗ね！タンタン」

と褒めていただくのですが‥数ヶ月洗っていません‥すいません。

犬の話題が出たので、たくさんの犬の種類が出てくるスライドをご覧頂きました。中に甲斐犬が登場するのですが、この時にちょっとびっくりするような仮設の出来事が皆さんの話題にのぼりました。初めて耳にする我々は何だか「これ、聞いていいの？」と居心地の悪くなるような‥悪夢のようなエピソードでしたが、ここではとても書けません。知りたい方は直接私と会った時に聞いて下さい。