昨日に続いて早速、他のお店の紹介をします。
宮古市 ひばり
この店は以前、全国チェーンの宅配ピザ屋さんでした。
そして私の古い友人が働いていました。
彼は震災直後、連絡が途絶えていて仲間内で
「無事なのか、どうなのか」
と心配の声があがっていましたが、私が半月後に宮古市を通った時に連絡をくれて無事を確認することができました。良かった!
その後、しばらくしてからピザ屋からラーメン屋に鞍替えしたと聞き、ある日訪ねてみました。
ラーメン屋になったと聞いたのに、いきなり蕎麦を注文する方もどうかと思いますが、この蕎麦の出し方も度肝を抜かれました。生卵‥(研ナオコ風に)。
ラーメン屋と聞いたのに(以下略)。
ラーメンは宮古市らしい、あっさり系でした。これからどんどん美味しくなるでしょう、皆さん一度足を運んでみてくださいね。
繁盛しますように!
宮古市 まんぷく食堂
いつも運転とアシスタントを担当してくれているなすちゃんが、ある日
「毎週、海の幸が美味しい土地に来ているのに、海の幸と関係ないものばっかり食べているからたまには‥」
と不平を洩らしたことがありました。
「何が食べたいの」
と聞いたら
「たっぷりとウニが乗っかった丼が食べたい」
と言いました。
どこか美味しいところは無いかしら‥と思案していたら、なすちゃんが
「ぐるまんの近くに魚菜市場があるでしょ、あそこにウニ丼出す食堂があったじゃない」
と言うので
「あそこは観光客相手のところだよ(ゴニョゴニョ」
と口を濁したら
「そういうのがいいの」
と頑張るので、観念して連れていくことに。
ウニ丼2000円と値段が書いてあって、二の足を踏む私を横目に大喜びで注文するなすちゃん。
おなかがすいていたのか、ウニ丼到着して5分でかっこむなすちゃん。飲み物じゃないのに!きいい!!
私は磯ラーメンをずずずとすすります。
「どうだった?ウニ丼」
と感想を求めましたが、その答えはここでは書けません。
5分‥2000円‥。
(未だ傷癒えず)
そういえば避難所となった宮古小学校では毎週のように炊き出しのイベントがあって、一度そこのお兄さんたちから
「たまには食べていってよ」
と差し入れをいただいたことがありました。
私が被災地で活動する際に自戒していたことのひとつに、被災地では食べ物をもらわないというのがありましたが、この時ばかりは御好意に甘えました。
とても美味しかったです。
もう一生食べることのない食べ物ですが、忘れられません。
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