えころん音楽教室 第3回

10:30-11:30 えころん音楽教室(未就学児童対象)
今日から、えころん音楽教室はみすず広場さんと紫波さぷりさん共催となりました。おかげで、参加人数は12組に!大賑わいでした。
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見学者もいたので、会場となった小スタジオは満杯に。
頑張って次回も楽しい活動を続けますね。
13:30-14:30 えころんシニア教室
先月と同じ3名の方と、どういう内容か見たい!という午前中の参加者2組が一緒に活動しました。
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別の世代が一緒の曲を歌うと、いろんな化学反応があって面白いですね。
活動の後半は、3名の方が震災の時に遭遇した辛い体験の話が出ました。
津波が来る前に、近所の人が避難するときにどうして私にも声をかけてくれなかったのか‥今でもわだかまりが残っている。
半壊した我が家を見て「気味が悪い」と思った町内会長が、わざわざ避難所まで訪ねてきて見舞いを言うより先に「早く壊せ」と無神経に言ってきた。自分は家が無事だったから人の痛みがわからないのか‥同じ町内でこうも格差があると思い知らされた。
私は実際にそういう場面には遭遇しなかったが、同じ仮設に暮らす人々から「波に飲まれていく人たちが助けて‥と手をのばしてそれを助けられなかった体験をいくども夢に見る」と言っていた。生き残ってしまった地獄もある。
楽しく歌を歌いながら、それでもやはり自分の通ってきた辛い日々を思い出し、言葉にせずにはいられない思いはずっと残っているようです。こういう気持ちを言語化できる場所という意義もあるのかなあ、と私は感じました。
人に自分の体験を話したい、という欲求は必要だと思います。
ずっと続けていきたいです。

コメント

  1. FJI より:

    被災者同士の中でも色々あるようですね
    初めて知りました
    加ト吉さん、活動頑張ってください
    応援しています。

  2. 智田邦徳 より:

    FJIさん。
    コメントありがとうございます。
    被災した人々の間でも格差が広がってきているようです。取り残されそうになっている方にはきちんとケアが必要だと思います。

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