三陸に泊まろう!第13回目 釜石市「民宿前川」

久々の「三陸に泊まろう!」です。定宿にしていた大槌町「六大工」が都合悪くなってしまい、別の宿を探していたところ、鵜住居(大槌町と釜石市の間にある集落)の仮設で食堂を営んでいた方が民宿を再開したとの情報を聞いて、予約をとりました。当日、カーナビを頼りに暗闇の浜辺を運転していったのですが、街灯もなく舗装されていない細道だったので、かなり心細かったです。

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民宿前川の外観です。高台にあるのですが、眼下は津波で流されてしまった光景が広がります。箱崎の海は工事関係の船やクレーンがたくさん見えました。

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実はせっかく予約確認の電話を女将さんからいただいていたのに、事務局に誰もいなかったことからキャンセル?と思って気が気ではなかったと言われました。申し訳ない‥。でも無事に部屋も用意していただき、美味しい夕食をいただくことができました。

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玄関からすぐの場所にある憩いのスペースです。

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一日目の夕食!豪華!

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ほたて、鯵、鮭、あわび!!

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開業一周年なので、お風呂場も新しくて綺麗です。画像ではわかりにくいのですが、巨体の男が二人並んではいれるくらいの広さです。

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こちらは二日目の夕食。お刺身も白子もイカも、全部宿のご主人がその日漁でとってきたそうです。タラの刺身は新鮮なものじゃないと食べられませんからねえ。手前のところてんも、天草から作ったそうです。

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朝食はこんな感じでした。ボリューム満点のうえに、女将さんがどんどんミカンやむいたリンゴを持ってくるので、本当におなかいっぱい。

女将さんは話好きな方で、私の質問にも丁寧にたっぷりと答えてくださいました。食事のときは奄美大島から仕事に来ている船の船長さんも交えて、三陸の方言がちゃんとわかるのかどうか、という話題で盛り上がりました。拙著「三陸ことば絵本」を差し上げたところ、大変喜んでいただきました。

津波のときにお二人は大事な娘さんを亡くして、今はたった一人のお孫さんの成長を楽しみに仕事を頑張っているのだそうです。津波前のご近所さんたちが、また元の集落に戻ってこられるように‥と、一周年記念の宴会には皆さんを招待してさしあげたとのこと。素晴らしいですね。

また近々、泊まってみたいと思いました。本当にお世話になりました。

一泊二食付、税込み7000円。

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About K.Chida

東日本大震災の被災地となった三陸沿岸で暮らす人々を対象に、音楽療法による支援を行っている岩手県在住の音楽療法士です。2013年2月に一般社団法人東北音楽療法推進プロジェクトを設立しました

2 thoughts on “三陸に泊まろう!第13回目 釜石市「民宿前川」

  1. NHKしぶ5時で三陸鉄道と前川さんの特集コーナー拝見しました。
    東北に一人旅しようと思っており、前川さんのこちらの宿を候補にしました。
    療養中で魚中心の生活になった私にとっても
    魅力ある食材の宝庫ですね。

    • コメントありがとうございます!
      前川さんはなかなか予約がとれないので、良かったですね!
      高台から見る海の景色、どうぞ魚介類とともに堪能してきてください。

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