サイコドラマの重鎮である精神科医の増野肇先生にお招きいただいて、高田馬場にあるYMCAにてワイズメンズクラブの皆様とご一緒させていただく機会を得て、東日本大震災の被災地で行ってきた活動についてのお話をさせていただきました。私も呼ばれるまではワイズメンズクラブって?と思っておりましたが、聖書の言葉を唱えたり、牧師の先生がいらしたりと、クリスチャンの方々の集会でした。めっきり支援団体の減ってしまった現在の被災地で我々がよく行き合うのは、こういった教会関係の皆さんが多いです。
夜遅くから始まった集会の後半で、私は「卓話」という形で1時間弱、これまでの歩みと、三年の間に感じた気持ちをお伝えしました。そして実際に仮設で行っているセッションを、ご参加の皆様に向けてご披露いたしました。
発声練習で私はいつも「いろはがるた」や「ことわざ」を使うのですが、ワイズメンズクラブの皆様に向けて「仏の顔も三度まで」や「聞いて極楽見て地獄」などの仏教テイストの言葉を使ったらマズイ?と躊躇して、咄嗟に「触らぬ神に祟りなし」と口をついて出て、会場から大きな笑いが起こりました。ちょっと失敗しましたねえ。
あとは「青い山脈」のあてふりなどを披露して、この夜の仕事は終了しました。何名かの方に「三陸ことば絵本」がほしい!とお申し出をいただいて、大変嬉しく思いました。現地で実際に活動をされている方々だったので、この本を見て地元の皆さんとより深く交わっていきたい、とのことでした。
機会を与えて下さった増野先生はじめ、ワイズメンズクラブの皆様。本当にありがとうございました。
写真撮影は出来なかったので、過去の画像を掲載します。
コメント