午前10:30- 清寿荘
敷地内に到着した途端、子どもたちの明るい声が聞こえてきました。お姉ちゃん、お兄ちゃん、末っ子の三人兄弟のうち、妹ちゃんだけはお祖母ちゃんの家へ遊びに行って不在でした。残った二人を誘って、タンタンとしばしお楽しみ。
さて、談話室へと入ってまずは一服。今回、当法人の賛助会員さんの山口県・片山さまから送っていただいた手作りクッキーをお姉ちゃんに配布してもらいました。なんと!6種類のフレーバーがあるんですよ。
おいしいクッキーに舌鼓を打ちながら「春の小川」「どこかで春が」「春が来た」などの歌を歌ったあとに、子供たちと一緒に「動物の名前あてクイズ」を行いました。
さすが、今度三年生と二年生になるお兄ちゃんお姉ちゃんです。積極的に手をあげて、ハキハキと答えておりました。年配組からの好アシストもあり、殆どのスライドに正解することが出来ましたよ。時々出るお兄ちゃんの珍回答には、皆さん大笑いでした。クッキーのお陰で和気あいあいと世代交流ができました、片山様ありがとうございました!
午後13:30- 中里
小雨がぽつりぽつりと降りそぼる昼下がり、今度は中里へとお邪魔しました。
「バスで来たよ」
とおっしゃる方多数!嬉しいです、ありがとうございます。この仮設にまだお住いの方も何名かいらっしゃいますが、殆どのサロン参加者は既に転居なさっています。こうやってまた同窓会のように集まれるというのは良いことですね。ここでもクッキーをいただきながらサロンを進めます。
回想法のスライドでは、海の幸をテーマにご覧いただきました。私が宮古市に通い始めた当初、この土地の方々から何度も教えられた「すっけーこ」という謎の海藻について、いよいよ詳しく聞くことができましたが、忘れるといけないので大急ぎで落書き帳とボールペンを出し、絵にして見ました。
「岩に張り付いているほうを食べるのね、ヒラヒラ長い方はヒラヒラをちぎってとって、芯だけを残して三つ編みにするの。それを肩にかけながら、おやつとして食べていたわけよ」
「ふむふむ」カリカリ。
三陸のお年寄りが近くにいる方は、ぜひ「すっけーこ」について聞いてみて下さいね!!
14:50- ほのぼのデイサービス
2011年10月1日から毎月一度、通い続けた宮古市社会福祉協議会高齢者デイサービス「ほのぼの」への訪問は、この日が最後となりました。寂しいですが、4月からはお弟子Yこと山崎尚子さんにバトンタッチします。生まれ育ちが宮古市なので、きっとすぐに慣れるでしょう。
活動開始すぐに、奥から何やら見慣れない人々が‥と思ったら、すごい扮装をしたデイサービス職員の方々でした!なにやってんすか!!三陸ことば絵本を書いた私でも聞き取れない宮古弁会話で、寸劇をしていただきました。私、まだまだですね。
マンボやチャチャチャで楽しく踊り、銀幕スターのブロマイドで盛り上がり、楽しく歌をたくさん歌ってあっという間に時間は過ぎました。
まぶたを閉じればこの五年半が次々と浮かんできます。本当にお世話になりました、皆様どうかいつまでもお元気で!またお会いしましょう!!
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