この日、初めてお邪魔する施設は、雫石のJAの敷地内にありました。
中に入ると、ものすごい人数!初対面なので、皆さんもちょっと緊張していましたが、私も何だかつられてピリリとした心持ちになりました。
開始前、会場チェック(ボードに歌詞幕を貼ってあらゆる角度から見えるかどうか確認)をしていたら、一人の女性が声をかけてきました。
「あんた、誰?」
「これから歌を歌ったりピアノ弾いたりする者です」
「どっから来たの?私は二戸市の生まれ。あんた、二戸市って知ってる?」
ここ数ヶ月、たくさん二戸市を巡回していることを告げて、最近おぼえた二戸市のあれこれについて話をしました。
そしてセッション開始、私は一番最初のところでは無意識に「音楽療法とはこういう目的でこんな手法を使います」という感じで、教則本のような進め方になります。奥にいる職員の方を意識している部分もあるのかな、と思います。でも一番大事なのは目の前にいる利用者さんが楽しんでくれているかどうかなので、後半は思い切りはっちゃけました。
事後、冒頭の女性から
「また近々いらしてね」
と言っていただけたので良かったです!
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