私は音楽療法のセッションで、歌唱や身体運動の他に
「雰囲気がまろやかになるため」
とか
「笑って欲しい」
という狙いがある際は、ネタとして持ち歩いているスケッチブックを用いております。
これまで数々のスケッチブックを作成しましたが、使用頻度が高いもののひとつに
「回文」
があります。
あちこちで見聞きした回文をイラスト化したものです。
歌を歌う前に、これを使うと声が良くでるようです。
というのも、絵を用いると文字だけの時よりイメージが把握しやすく、瞬発力があって笑いにつながりやすいのではないか?と思われます。
狭く近隣に音が漏れやすい環境にある仮設住宅にお住まいの方にとって、思いきり声を出すという行為はとても特別なものらしく、体験した皆さんは口を揃えて
「久しぶりで、とても気持ち良かった!」
とおっしゃいます。思いきり歌を歌うための発声練習は、皆さんが気持ち良くうっぷんを晴らすための、とても重要なプロセスと言えます。
では皆さんも、是非声に出して読んでみて下さい。
「色白い」
「色黒い」
「居間せまい」
「多分、ブタ?」
「いもキモい」
「トマトとトマト」
「メカ・ワカメ」
「指圧待つ足」
「気のいい猪木」
「おさまれ正男」
「富良野の裸婦」
「チンピラ、ピンチ」
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