東京と千葉に行ってきました

11月8日（土曜日）に東邦音楽大学エクステンションセンターからお声かけいただいて、児童の音楽療法に関する講義を担当してきました。2005年から担当しているので、もう10回目になります。年々、受講生は減ってきていますが、今年の皆さんはとても勉強熱心な方々で、話をしながら私もいろいろと気づかされることが多かったです。同席してくださった平田紀子先生からも、たくさんのご助言をいただきました。本当にありがとうございました。

講義が終了して、そのまま日帰りも出来たのですが、先日千葉県にいる大叔父の奥さんが亡くなり、葬式に出席できなかった私はせめてお線香だけでもあげてこようかと思い、レンタカーを借り、宿を予約して出かけることにしました。

日曜日の午後、有楽町のレンタカー屋でデミオという車を借りて、恐る恐る都内のソリッドな道路を運転しながら一路、千葉県南房総市を目指しました。銀座の町中からどうやって首都高速へ入り込めばいいのか分からずしばしグルグルと‥一方通行と無謀な自転車にビビリつつ、やっとカーナビの示す道路へ。

アクアラインという東京湾の地中を走る道路の途中、海ほたるという施設で一休みしました。ここは地中ではなく、海上でした。

木更津に上陸してから今度は千倉町へと走りました。今年95歳になる大叔父と祖母の葬式以来の再会です。相変わらず、とても背筋の伸びた折り目正しい大叔父でした。私が仕事で出会うほかの95歳の皆さんと比べても、本当に綺麗な日本語をしゃべり、目下の私に対しても丁寧な対応を欠かさない大叔父は、私の人生の目標です。

一人暮らしになって大変そうだなあ、と思ったのですが、家の周囲には息子さん夫妻もお住まいだったので、大丈夫ですね。1時間ほどお邪魔したのち、宿へと向かいました。

さすが房総半島！お魚がとてもおいしかったです。忙しい日々の合間に、ほっとするプチ休暇となって心も体もリセットすることができました。翌日は船橋経由で東京へ戻り、銀座でぶらぶらと買い物をしながら夕方の新幹線（たまの贅沢、グリーン車でした）で盛岡へ。また県内あちこちへ飛び回る日々が始まります。