昨年から定期的に宮古市を訪れ、地元の皆さんと触れあう中で、私は徐々に「宮古弁」の面白さにハマっていきました。
沿岸のよその地域に住む人から言わせると
「宮古は、都だから。京都」
ということです。おお、そういえば、有難うと言う時は「おおきに」って言ってました!すごい!
私の住む盛岡も、はんなりとしたイントネーションが特徴的なのですが、宮古の言葉も優雅で奥ゆかしい表現に満ち溢れています。
そのひとつが「豆腐汁(とーふずる)」という言葉です。
これはそのまま、豆腐の入った汁椀のことですが、近所や親戚に不幸があった時
「とーふずるがでだ」
と言うのだそうです。精進料理を食べにいく、というニュアンスでしょうか。この婉曲的な表現がとても好きです。
徐々に宮古弁をおぼえてきた頃から、歌う前の発声練習で宮古弁を取り入れ始めました。
例えば
わたし「だべすか!」
皆さん「だべすか!」
わたし「だべすか!」
皆さん「だべすか!」
わたし「らすべがすだべすか!」
皆さん「らすべがすだべすか!」
わたし「だがすか!」
皆さん「だがすか!」
わたし「だがすか!」
皆さん「だがすか!」
わたし「まだがすかるだがすか!」
皆さん「まだがすかるだがすか!」
‥という感じのコール&レスポンスをしたり。
(ラーメンズの影響色濃いですが)
あとは、宮古弁を絵にして発声練習に使用しています。
「たんぺ」
「めっつる」
「がんべ」
「はらみと」
「なぎびっちょ」
「あおたんつぽけ」
「ばっつっこ」
「でぎなすぼう」
「ひなりっこ」
「みったぐなす」
いかがでしょうか。皆さんも宮古弁を覚えて、日常で使ってみてください。
私の今の目標は
「あーりえ」
と
「よーすーはー」
を自然に、さりげなく言えるようになることです。
コメント
こんにちはです。
絵が秀逸で見入ってしまいました。
ここでわかるのは「がんべ」と「みったぐなす」ぐらいでしたね。
Azuki さん
コメントありがとうございます!!
おほめいただいて嬉しい‥
「がんべ」御存知なのは結構お詳しいですよ